化学流産の体験談

当たり前が、さよならに変わったとき

産婦人科で妊娠検査(胎曩確認、心拍はまだでした)を行った3日後に流れてしまいました。最初は軽い腹痛がありました。しかし妊娠初期に良くある腹痛かと思い、あまり深く考えませんでした。
痛みが強くなったら横になってみたり、お腹を温めてみたりしますが一向に痛みは引きませんでした。その腹痛が数日続いたある日、お手洗いに行った際に、ショーツに軽く血が付いておりました。出血と言っても本当にごくわずかな量でしたので、怪しむことなく妊娠初期時に良く聞く着床出血かなと思いましたが、今思うと極微量でも明らかに鮮血でした。その後は生理2日目と変わらない量の出血が数日間続きました。ものすごく怖くて怖くて堪りませんでしたが、産婦人科を再受診し、「残念ながら今回は流れてますね」と言う先生の言葉で、一気に現実を目の当たりにし頭が真っ白になりました。それからは自分を責め、毎日泣いていました。女性は誰しも妊娠して無事に産むという『当たり前』だと思っていたことが、”さよなら”に変わった瞬間でした。その後は、リセットを2回ほど待って妊活を再開しました。流産以降は、体調もいつもと変わりなく過ごしています。少しでも、「いつもと違う、何だかおかしい」と疑問に思ったり、不安に思ったら、自己判断はせずに産婦人科を受診してください。インターネットで様々な情報を取得できる時代になりましたが、一人の体ではないのできちんと専門家の意見を自分の耳で聞いて欲しいと思います。

後輩ママへのアドバイス

妊娠して喜ぶのもつかの間です。安定期まではやり不安が付きまといます。無事に妊娠したとしても半数近くの方が流産を経験するそうです。初期の流産は、遺伝子のミスによって起こるそうです。決してあなたが悪いわけではありません。あまり自分を追い込まず、深く考えすぎず、次のステップに心をどう向けるかを大事にしてください。きっとタイミングを見て、赤ちゃんはやって来てくれます。

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