化学流産の体験談
正式には妊娠とみなされない化学流産
妊娠がわかったのは、年明けすぐのことでした。お正月にお酒を飲むのが心配だったので、生理予定日頃に念のため妊娠検査薬を使うと、うっすら反応がありました。数日後、かかりつけの婦人科に行き、妊娠反応が出ていることを聞きました。それから1週間、嬉しさと不安が入り混じったような気持ちで過ごしました。
1週間後にもう1度病院に行って内診しましたが、胎嚢は確認できず、赤ちゃんが育っていないことを知らされました。生理予定日から10日程後の出来事でした。私たち夫婦の場合は、不妊治療をしていたので、排卵日が遅れた可能性も考えられず、このときに胎嚢が見えないということは、これからも妊娠継続はできないということでもあったのです。
そのことがわかった数日後、生理が始まり、化学流産に終わったことがはっきりとわかりました。妊娠中はおりものに微量の血が混じっていましたが、妊娠初期にはよくあることらしく、他には特に問題のあるような体調の変化はありませんでした。
赤ちゃんの姿をこの目で見たかったので、それができなかったことがとても悲しく、辛く感じました。ただ、化学流産は、正式には妊娠とも流産ともカウントされず、誰にでも起こることです。ありのままの事実を受け入れるしかありませんでした。
後輩ママへのアドバイス
化学流産は、胎嚢など赤ちゃんの姿を見ることもできずに流産という結果に終わる悲しい出来事です。誰にでも起こりうることです。ゆっくり体と心を休めましょう。
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