わたしの化学流産体験
結婚してから1年、妊娠希望でした。いつもは予定日きっちりにくる生理が遅れており、生理の前駆症状か判別つかない程度の気持ち悪さも感じていました。もしかしたら、を期待を込めて生理予定日3日目、フライング検査を行いました。結果は陽性、すごく嬉しくて旦那さんにすぐに連絡しました。
次の日、ちょうど仕事も休みだったため産婦人科に行き、検査してもらいました。しかし超音波検査ではまだ胎のうを確認できないとのことで数日後に胎のうの確認のため、再度受診になりました。
産婦人科を受診した2日後、ずっと高かった基礎体温が下がりました。高い基礎体温で妊娠している、と安心感を得ていたのでとても不安になったのを覚えています。しかし仕事があり、まだ《妊娠》している、と診断がついたわけでもなかったので産婦人科に行けませんでした。そして、その日の昼に生理が来ました。いつもより量は多かったと思いますが、普通の生理と変わらない症状でした。急いで産婦人科に行き、生理がきたことを話すと化学流産、とのことでした。流産なら聞きますが、化学流産、聞き覚えのない単語でした。本当にいつもと変わらない生理、体調で化学流産が嘘のようでした。その日の受診は検査は何もせず先生に診察だけしてもらい終わりでした。数日後に胎のうを確認しよう、と受診予約をとっていましたがそれも当り前ですがキャンセルになりました。
化学流産からもうすぐ1年たちますが、妊娠はまだ出来ていません。
化学流産は昔なら流産したことに気付かない、生理ですまされていたことだそうです。フライング検査できちゃうくらい性能のあがった妊娠検査薬の影響で知ることがでいるよになった流産です。妊娠希望だとついつい気が早ってしまうのですが、この経験をしないためにはしっかり生理予定日7日目に検査することをおすすめします。
私は妊娠希望であり化学流産した時はショックと生まれてこれたかもしれない子供、旦那さんに申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
ですが産婦人科の先生の、「旦那さんとあなたの妊娠できる準備が整ってるって教えてもらえた経験だよ。今回は残念だったけどこのことが分かったんだから、またしばらくしたら前向きに進んでいきましょうね。」という言葉に救われ、今は前向きに妊活を行っております。