妊娠７週目で進行流産、８週目で自然排出(腹痛なし)

生理の遅れから１週間。
検査薬を使用したタイミングです。
印が浮き出るのを待つ間もないほど、くっきりと陽性の反応がでました。
しかし、このタイミングで病院を受診しても胎嚢などの状況は分からないことが多いと聞いていたので、仕事のピークも終わる６週目あたりで初診の予約を入れていました。

しかし、６週目に入る直前、排尿時にモヤモヤと薄い膜のような血が混ざっていることに気が付きました。
そのまま数日間、いわゆる「少量の出血」が続きました。
おりものシートの中央に大きなシミができる、ギリギリ下着には漏れ出さない…といった量です。
ただし、私の場合は色が生理時のような綺麗な赤色で、
おりものと混ざる日があってもピンク色の血には変わりありませんでした。
ただし、腹痛は全くなく…。

念のため病院に連絡すると、
腹痛を伴わない＆少量の出血であれば、初期の症状によくあるので様子見で問題ないとのこと。
この頃には、おりものシートから念のためナプキンに変えていました。
１日に２～３回、血がトロンと膣をつたう生理のような感覚もあり、排尿時には血がはっきりと混ざっていました。

そしてついに７週目＆初診の直前、
夜中に腹痛で目が覚めました。時間は３時半でした。
生理痛と同様、子宮の収縮による痛みでしたが、眠りを遮る程の突然の痛みは初めてでした。
なんとか痛みが和らぐ姿勢をみつけ、その姿勢をみつけてはウトウトし、しばらくするとまた激痛、姿勢を変えてウトウト…また激痛……を、
結局朝の８時過ぎまで繰り返しました。
(波のある痛み、これは今思えば微陣痛に近かったのかもしれません。子宮内膜の剥離が始まったのだと思います。)

さすがに心配になり病院を受診した結果、「進行流産(自然流産)」でした。
子宮口も開き始めており、もう止められない……と。。。

エコーをみると、胎嚢はお腹に小さくありました。
しかし平均的な7週目のエコーとはまるで違い、
胎芽もなにも見えず、もちろん心拍の確認もできませんでした。
その日は思い切り泣いて、気分のドン底で徹底的に悲しみました。

ここからは、自然と排出されるのを待つしかないからです。
排出の目安は２週間以内(それ以降も排出がなければ手術)。
いつ出てくるかも分からない、
出血や腹痛もいつくるか分からない…
ある意味、爆弾を抱えたような状態でしたが、幸い貧血や体調不良もなく身体は元気だったので、仕事も復帰しました。

その後も出血は続きました。量も少しずつ増えていきました。
血はどんどんサラサラになっていき、
１、２回の出血で昼用ナプキンがほぼ染まってしまうところまで到達したのは８週目あたりです。

そろそろ排出もあるのだろう、、と、急な腹痛も覚悟して日々を過ごしました。
胎嚢を取り出せるよう、ビニール手袋とジップロックも持ち歩くようにしていました。

そして昼間でも夜用ナプキンを用意していた８週目後半頃、
びっくりするほど突然、出血量が減りました。
おりものシートで良いかも？と思うほどの極少量のみ。
更に翌日には鮮血が茶色のおりものに変化し、その更に翌日には少し黄色っぽい通常のおりものが少量のみになりました。

おりものが少量となった９週目、
再診で子宮内を確認すると、エコーが真っ白に戻っているではありませんか！
なんと、知らない間に胎嚢の排出が終わっていたのです。

その時は胎嚢を取り出せなかった罪悪感が膨らむばかりでしたが、
一方で、突然の大量出血、突然の腹痛…といった、
自然排出時の苦労は全く無く、日常生活に支障をきたすこともありませんでした。
恐らく、８週目あたりの生理２日目＋α程の出血量の時に排出があったのではないかとのこと。
「お空に帰っていった卵ちゃん、最後までママに気を遣ってくれたんだな」と、罪悪感よりもありがとうの気持ちが湧いてきました。

病院での妊娠検査薬でも反応は陰性になり、
次の生理が３ヶ月以内に来るようであれば再診不要、妊活の再開も問題ないようです。


個人差はあるかと思いますが、
本当に私は静かにプレママ期の終わりを迎えました。
現在は次の生理待ちです。