手足口病の体験談

母親から感染した手足口病

ある日突然、母親である私が熱が出ました。風邪でも引いたのかな~と思っていましたが、数日後、両手の平に大量の湿疹が。痛みと痒みでどうすることもできず、日曜日に開いていた病院で診てもらいました。すると、手の平を一目見た先生が一言「手足口病ですね」と。手足口病の名前はよく聞くけれど、主に子どもがかかる病気と思っていた私は、予想外の診断にビックリ!思わず、「手足口病って、おとなでもかかるんですか?!」と聞くと、先生曰く、手足口病には4種類の菌があるのだそう。1つの菌には一度かかると免疫がついてもうかからないけれど、菌は4種類あるため、一生のうちに4回は手足口病にかかる可能性はあるのだとか。大体は気付かないうちに子どもの頃にかかっていて、おとなになって発症する事は稀なようですが、私の場合はその4種類の菌のうちのどれかにかかった事がなかったんでしょうね、との事でした。
手足口病の場合、特効薬があるわけではないので、痒み止めや痛み止めの塗薬といった対症療法はできますが、基本的には嵐が過ぎ去るのを待つのみです。人への感染期間も長く、それだけの期間隔離しておくという事も困難なため、子どもが感染しても出席停止とはなりません。
先生にそう説明され、「お子さんも恐らく感染するでしょうが、まぁ子どもの頃にかかっておいた方が将来的に楽だと思って・・・」という事でした。
私自身の手の痛みと痒みは受診した日のうちにピークを過ぎたのですが、案の定1歳の息子にも感染してしまいました。幸い私ほど症状が酷くもなく、微熱と、手の平や足の裏にポツポツと湿疹が出た程度で、気になって仕方ないほどの痒みや痛みが出た様子もありませんでした。
ただ、それから数ヶ月後。手足の爪の一部が突然、薄皮だけを残して割れたように剥がれてしまいました。痛みは全くなかったようですが、心配していたところ、綺麗に生え変わり、今ではすっかり元通りになっています。

後輩ママへのアドバイス

おとながかかると重症化する事も多いらしい手足口病ですが、子どもが感染する分には比較的軽症なようです。
色々な病気の予防の意味でも、手洗いとうがいは習慣づけられたら良いかなぁと思います。

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