とにかく痛かった→卵管両側閉塞という診断でした。
1年妊活しても妊娠しないので不妊専門医を受診すると、生理が終わってすぐの頃に卵管造影検査がありました。不妊治療の知識も何もなく病院に通い始めたので、この検査が何のどのような検査かもわからず、気軽に行ったのですが、いざ検査が始まるととても大変でした。腹筋台のような低めのベンチのようなところに、なにやらレントゲンの機械が上のほうについていて、その真下のベンチ板のところには鉄板のようなものがはめ込まれていました。そこにお尻がつくようにすわってくださいと言われ、お尻をつけるととても冷たくてぞくっとしました。
「今から少し痛いですけどがんばってくださいね」と看護師に言われましたが、看護師は3人ほどついていて、その人数の仰々しさにもびっくりしました。一人は足を押さえ、一人は腕を押さえ、一人はお尻のあたりに手を添えていました。そこに医師が入ってきました。カーテンもなく、麻酔もなく、若い男性医師だったので少し恥ずかしさもありました。医師がなにやらしたから液体を挿入すると、生理痛など比ではないくらいの痛みが子宮のあたりを走りました。熱湯を挿入されたような、熱くてじっとしてられないような感じで、理性とかではなく体が勝手に痛みから逃げるように反応している感じでした。それで3人の看護師がぐっと私を抑えていたのだと思います。
その液体は結局3回も注入されたので、3度もその痛みに耐えなくてはなりませんでした。
あとから診察室で、なかなか注入できなかったのは両側ともに卵管閉塞してたからです、と言われました。
この検査で妊娠しやすくなるとも言われていますし、かわいいわが子を見るためなら、と、最初の「ママとしての試練」だと思えば耐えられるかもしれません。痛くなかったという人もいますし、やみくもに怖がる必要はないと思います。