卵管造影検査の体験談

検査で分かる事実があります

私はタイミング法での指導を3周期受けた後、結果が出ないことから人工授精へのステップアップの為に卵管造影検査を勧められました。まず検査の為2日間の予約を取ります。1日は朝から造影剤を入れレントゲンを、2日目はレントゲン撮影のみとなりますが連続して2日通院する必要があります。この検査では血圧・痛み・検査結果の3つが印象に残っています。1つ目の血圧は、血圧がなかなか上がらず、検査まで時間を要してしまったという予想外のつまずきがあったことです。造影剤を注入する際、痛みで血圧がガクンと下がり気を失うことがあるそうです。その予防に検査前には血圧を上げる点滴を受けました。元々低血圧だったこともあり、準備段階でもレントゲン室に入っててからもなかなか上がらない血圧に待ち時間が生じました。2つ目は痛みです。痛いと覚悟していても、それまで感じたことのない痛さに逃げたくなるほどでした。ズンと下半身にくる痛みで、実際は10秒程だったと思いますが、今すぐやめてほしいと思ってしまいました。事前に看護師さんに、注入に時間がかからない人(数秒)は卵管が通っていて、時間がかかってしまう人(約1分)は閉鎖気味だと聞いていたので、注入が終わった後は早いほうだったのではと感じ、痛みに耐えた甲斐があったと、苦労が報われた気がしました。最後に検査結果です。1日目は子宮・卵管・卵巣と綺麗にレントゲンに写っていて、子宮の形や卵管の通過性に関しては問題ありませんでした。2日目のレントゲンは、卵巣に入った注入剤が、卵管・子宮と移動しまだらに写るのが通常です。しかし私は注入した造影剤が卵巣に溜まったままでした。ここで私の卵管は卵巣から卵子をキャッチアップできないのではないかという疑いが上がりました。しかし先生が「まだ翌日なので数日あけたら結果が変わるかもしれない」と、もう一度レントゲン撮影を提案して下さいました。そして3日後、再撮影を行いました。結果は右の卵巣の造影剤が拡散されていましたが、左の卵巣の造影剤は溜まったままでした。最終的な先生の診断は、左の卵管は卵子をキャッチアップする機能が停止、しかし右の卵管が機能しているので、左の卵巣から排卵した時も右の卵管がホルモンに反応して左の卵巣へ動き、卵子をキャッチアップできるだろうとのことでした。つまり左の卵管は機能停止しているが、右の卵管が補っているので不妊の原因にはならないそうです。そう診断されても、左の卵管の機能停止は全く気付かずショックでした。まさか自分の片側の卵管が機能してないなど、夢にも思っていませんでした。卵管の卵子をキャッチアップする機能は生まれもったもので、卵管が詰まった場合などと違い治療することができないそうです。「治療ができない」、この事実にただただショックを受けました。医療は、不妊治療は、どうにもできない事実を抱えている人たちへの希望の光だと痛感しました。

後輩ママへのアドバイス

卵管造影検査は痛みを伴いますし、時間もかかる検査になります。しかし私のように、検査を受けることで今まで知らなかった事実に気付くことができる可能性もあります。身体的負担は女性側にありますが、精神的負担は夫婦で分け合うことができると思います。もし不妊の原因が見つかったとしても、1人で抱え込まず、ぜひ夫婦で乗り越えて下さいね。

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