痛みは医者の腕次第です
もともと生理不順で病院にかかっていましたが、結婚して妊娠を希望するようになって、排卵誘発剤を服用していたのですがなかなか妊娠に至りませんでした。
血液検査の結果ではそんなに問題はなかったので、他に問題がないか調べるため、そして理由ははっきりわかっていないそうですが、卵管造影検査をした後数ヶ月は妊娠しやすくなる、とのことでしたので、卵管造影検査を受けることになりました。
卵管造影検査について、恥ずかしながら予備知識などなく、痛みについての話も知りませんでしたし、医師からも痛みについての説明が特にはありませんでした。
ただ、卵管にチューブを使って造影剤をいれてレントゲン写真をとる、と聞いていたのですが、チューブと造影剤を卵管に入れるときの痛みに耐えられず気が遠くなり貧血をおこしてしまったため、1度目の検査は最後まで行うことができませんでした。痛みの種類としては、生理痛のひどいときのような痛みですが、痛みの強さがそれ以上でした。
失敗はしましたが、検査キットの費用はしっかりかかりました。
翌月に2度目の検査をうけました。
今回は痛みについてかなりの覚悟で挑んだので、やはり痛かったのですが最後まで検査することができました。
結果は特に問題なしでしたが、その後もなかなか妊娠せず、途中で引っ越したこともあり、別の病院で1年後に再度卵管造影検査を受けました。不妊治療の先駆者的な医師がいるとのことでその病院にしたのですが、運良くその医師に見てもらうことができました。
この医師に卵管造影検査をしてもらったのですが、前の2回と異なり、チューブを挿入するときや造影剤を注入するときの痛みは全くありませんでした。何となく重い感じがしただけです。この医師からは、大きな問題ではないけれど左の卵管が少し狭いから、右で排卵のときの方が妊娠しやすいかもね、と言われました。
その後も3度タイミング法で妊娠を試みましたが妊娠せず、検査後4度目の排卵時に人工授精を試したところ妊娠に至りました。
私の場合は運良く痛みを伴わないやり方をできる医師に出会うことができましたが、ほとんどの場合痛みの感じ方に差はあっても、痛みを感じる検査なのだそうです。