卵管造影検査の感想と費用、その後の妊娠について
私は、生後6ヶ月の娘を持つ30代の主婦です。子供を望んでいたのですが、なかなか授かることができず、不妊治療を受けてようやく授かることができました。子供ができるまでは、約2年間ほどかかりました。
私は不妊治療のため、病院に通うようになった始めの1ヶ月で、不妊の原因がどこにあるか、いろいろ検査を受けました。
その中の一つが「卵管造影検査」です。
この検査は、子宮口から造影剤を注入して、子宮や卵管に広がって行く造影剤の様子をレントゲンで見ながら、卵管に詰まりや障害がないか、子宮の形に異常がないかなどを調べます。
私は検査をする前に、卵管造影検査は痛い人はとてもキツイと聞いたことがあり、検査自体がとても怖かったです。私の感想としては、造影剤を注入するために金属製の器材を使うので、それに対する違和感や造影剤が入って行く異物感は感じましたが、痛みはそれほど感じませんでした。
検査は造影剤が広がって行く状態をモニターで見せてもらいながら、先生の説明を受けました。白く映る造影剤が卵管を進んで行くのですが、卵管の右側と左側で進むスピードが違うのが印象的でした。私の場合は、左側の通りが右側より悪いらしく、造影剤の進むスピードが遅かったのです。先生がおっしゃるには、遅くても通ってるから問題ないとのことでした。
検査自体は、1時間弱ほどで終わりますが、次の日にもレントゲン写真を取る必要があるので、2日間連続で病院に行く必要があります。
費用は、初日の卵管造影検査は3480円、次の日のレントゲン写真は850円で、思っていたより費用が安くすみました。保険の適用になっていたのでその分安いのだと思います。保険適用前だと、15000円弱くらいだと思います。
卵管造影検査の後は、特に3ヶ月間は妊娠率が高くなると言われていて、正直かなり期待していました。口コミにもこの検査を受けただけで、すぐ自然妊娠した人も多かったのです。しかし、私の場合は3ヶ月たっても、可能性があると言われる6ヶ月間がたっても妊娠しなかったので、とてもショックを受けました。
最終的には子どもを授かったのですが、卵管造影検査をすれば妊娠すると過度に期待するのは良くないなと感じました。
卵管造影検査は、痛みにも個人差があって、私のようにほとんど痛みを感じない人もいます。
いつもの診察と違い、手術室?みたいな専用の台に乗って検査を受けたので緊張しますが、痛みや検査自体を過度に怖がることはないと思います。
あと、卵管造影検査後に、妊娠しやすい、妊娠率が上がるのですが、私は期待しすぎてしまい、その期間に妊娠しなかったことにショックを受けました。なので、その期間に妊娠したら、ラッキーくらいに思っておいた方が良いと思います。私も妊娠率が高いと言われる半年を過ぎてしまいましたが、その後子どもを授かりましたし、自分のペースを大事に進めることが大切だと思います。