想像以上に壮絶な双子妊娠
一卵性双生児を妊娠し、16週の時に切迫早産と診断されました。このままだと、早産してしまう可能性も十分にあるということで、ウテメリンを服用しつつ、絶対安静で様子を見ることになりました。周りの単体の妊婦さんはマタニティライフを満喫して、旅行に行ったり、おしゃれなレストランに行ったり、マタニティフォトを撮ったり楽しんでいました。私もそのような生活を送れると思っていたら大間違いでした。双子を妊娠するということは想像以上に大変なことで、それだけ危険なことだったのです。
双子妊娠についての知識がなかった私は、双子だとわかってからすごく調べ、勉強しました。一卵性だったので、一つの胎盤を二人で共有していること、栄養や羊水を二人ともバランスよく摂ってくれないと、片方が成長できなくなってしまうことなどいろいろ、不安なことばかりが出てきました。毎日心配で胎動がないと、大丈夫なのだろうか?と不安でしたが、自分が今できることはバランスよく栄養を摂って、安静にして二人を大きく育てることだと言い聞かせました。ウテメリンを服用して、副作用に耐えながらずっと布団で横になっていました。妊婦健診も単体妊娠の方は一ヶ月おきなのに二週間に一回、診てもらわなければなりませんでした。
そのような生活をしていても、30週の時には管理入院するように言われてしまいました。ですが、入院生活では、毎日双子の心拍を確認してもらえましたし、家で過ごすよりも安心して過ごせました。そのまま37週までお腹の中で過ごしてもらうことができ、37週3日に予定帝王切開で無事に元気な双子の男の子を出産しました。
長男は2555g、次男は2355gと次男が低体重出生児だったのですが、特に病気にかかることもなく、1週間で退院することができました。
想像以上に壮絶な双子妊娠生活でしたが、出産後は元気な双子に振り回されて毎日楽しい生活をしています。
双子妊娠は単体妊娠と違って、体調管理も大変だし、想像以上に楽しめない妊婦生活かもしれませんが、産まれると喜びも笑顔も2倍以上です!今はとにかく赤ちゃんを最優先に、安静にして、今お腹の中の双子と3人の生活を楽しんでください!c