双子の妊娠の経過と管理入院の経験談
上の子が2歳になってすぐに、双子を妊娠していることがわかりました。
妊娠初期はつわりが酷く、上の子の相手もろくにできない日々が続きました。つわりの重さに関しては、双子であることと関係ないそうですが、上の子の時にはつわりがほとんど無かったので、やはり「二人をお腹に入れていることの重み」として感じられました。
双子の妊娠には安定期が無いと言われていたので、入院の準備と赤ちゃん用品の準備、そして私が入院となった場合の上の子の預け先の手配も妊娠5ヶ月までにほとんど済ませました。
病院の検診ではずっと双子の体重差が気になると言われ続けていて、一卵性の双子ということで双胎間輸血症候群の心配があり、1〜2週間ごとにエコーで双子の様子を診ていただいていました。
27週の時に、双子の小さい方の発達が遅いということと、切迫早産の傾向も出てきたため、管理入院することになりました。自分の体や双子のことも不安でしたが、それよりも突然私と離れ離れの生活を送ることになる上の子のことが心配でかわいそうで一番気がかりでした。
入院してからは一日3回、お腹にモニターをつけて心拍の確認をしてもらい、何か気になることはすぐに先生にも看護師さんにも話しができて、安心した環境でした。
双子の体重差は縮まらないものの、それ以上広がることもなく、ただ毎日なるべく安静にして過ごしていました。
35週になった日に、お腹の張りが規則的に起こるようになり、それもだんだん強くなってくるので、もしかしてと思っていたら陣痛に繋がりました。
内診してもらうと今にも破水しそうな状況だったので、緊急で帝王切開をすることになりました。(双子の発育に心配があったので、普通分娩では危険でした。)
とにかく急なことでバタバタとしていたので、手術に対する恐怖心もないまま、あっという間に双子が産まれました。
新生児科の先生方がスタンバイしててくださったので、産まれてすぐに様々な検査をしていただき、その間に私は縫合してもらって、それから初めて赤ちゃんに触れることができました。
1500gと1800gの小さな体でしたが、泣声はとても元気で安心しました。
双子はNICUに入ったので、私とは別室で過ごすことになり、自由に面会や抱っこもできませんでしたが、病院で24時間しっかりと管理していただいている安心感がありました。
私は産後6日で退院しましたが、双子は1か月半の入院となりました。
いつ管理入院になるかわからないので、入院した時の準備と、赤ちゃん用品の準備はなるべく早めに済ませておいた方がいいです。