低身長な私が一卵性双生児を出産するまで
私の身長は148センチ、とても小さいです。単胎妊娠だったとしても、帝王切開の可能性はあるなと思いながらの妊活スタートでしたが、授かってみると、まさかの一卵性双生児でした。
夫の親族にも、私の親族にも一卵性双生児がいたので、何となくそんな予感はしていたものの、実際に双子とわかると、担当医から様々なリスクの話も聞き、喜び以上に不安でいっぱいになりました。
妊娠6週頃からやんわりと悪阻スタート。私の悪阻は食べ悪阻でした。何か口に入っていないと胃が浮くような感覚がしたり、大量によだれが出てきたり、ピークの10週前後はタオルを噛んで寝ることもありました。
16週に入ると悪阻は落ち着きましたが、今度は子宮頸管が短くなりはじめ、お腹の張りも感じるようになりました。
20週からは切迫早産になり、張り止めの薬と自宅安静スタート。体調は良いけれど、じーっとしていなければならない…周りの単胎妊婦さん達は安定期に入って、マタニティーヨガに通ったり、離乳食教室に参加したり、とても楽しそうだなと羨ましく思っていました。
自宅安静で粘ったけれど、ついに31週目に入る日から管理入院が決まり、すぐに張り止めの点滴も追加され、内服薬とは比べものにならない副作用に驚きました。動悸と息切れ、ちょっと動いただけで暑くて暑くて!入院生活では、すぐに入院仲間ができ、毎日修学旅行のような楽しさもありました。同じようにお腹の赤ちゃんのために頑張っている仲間、励まし合ったり、漫画の交換をしたり笑
34週に入る日に予定帝王切開の日が決まり、あともうちょっとだ!と、思ったら、34週5日で私の血圧が上がり、その日の夜に緊急帝王切開で出産しました。
長女1826グラム、次女1428グラムで誕生。週数は問題ないと言われましたが、低体重のため、すぐにNICUへ。すぐに抱っこ出来ない寂しさと術後の痛みで眠れない夜を過ごしましたが、翌日に保育器の中に手を入れ、我が子達に触れられた時、とっても温かくて安心したのを覚えています。
私だけ先に退院し、搾乳したおっぱいを届けつつ、授乳の練習に通いました。私の退院の1ヶ月後に娘達も退院し、ようやく家族での生活がスタートしました。
生後6ヶ月までは眠れぬ日々、記憶があまりありません笑
1歳を過ぎ、卒乳すると、夜もぐっすり眠るようになり、子供同士で遊べる時期にもなったので、急に育児が楽になりました!
現在3歳10ヶ月、この春から幼稚園です。
私は管理入院や市の双子の集まりで、双子仲間が出来たことで、とても育児が楽になりました。双子の悩みは双子と暮らす家族にしかわからない部分が多いので、単胎の人にはわかってもらえない、双子あるあるで盛り上がると、ストレス発散になりましたよ!