双子妊娠・出産の体験談

私が出産したベビーは超低体重の娘たち

私は平成26年6月に一卵性の双子を出産しました。

【つわり】生理の予定日から突然胸焼けが始まり21週まで食欲はなくなり受け付けず、胸焼けは酷くてどんな体勢でも嘔吐していました。

【体重管理】中期に入り、増えないようにと医師から忠告されていました。が、つわりで体重減少と日々の家事で増えずに居ました。

【切迫流産】初期のつわりと同時期11週に出血。体を動かし過ぎと医師から忠告を受けて絶対安静のため1ヶ月入院。

【緊急帝王切開】2ヶ月半早く26週で出産。双子の姉妹は975gと1007gの超低体重胎児でした。その日は、余りにお腹が頻繁に張っている気がしたので予定外の受診で切迫早産と診断され、即日入院。洗濯物は干したまま、入院準備もなく言われるまま入院病棟に移りベッドに横になりました。張り止めの点滴(ウテメリン)を処方してもらったのですが、急に胸の辺りが苦しくなりナースコール。張り止めの点滴から副作用で肺水腫を発症。張り止めを中止せざるを得ず、ベッドに横になるだけに処方を変更すると、翌日にお腹の張りが強まりお産が進み腰痛が出てきました。緊急会議が行われ、沢山の医師が集まり緊急帝王切開になりました。心臓外科、内科、小児科、産婦人科の先生方に励まされ、このまま安静処置では肺が危険な事や、お腹の赤ちゃんのうち、お姉ちゃんに血液を送るため妹は栄養素である血液を取り入れなくなっていることが判り、直ぐに出さないと赤ちゃんがもたないと宣告され、緊急帝王切開となりました。手術は成功し、私も翌週に退院出来ましたが

超低体重だった双子たちはNICUで2ヶ月半入院となりました。毎日欠かさず双子達のもとへ駆けつけた日々は今でも涙が溢れるほど胸がいっぱいになる出来事ばかりでしたが、今では元気一杯、姉妹で喧嘩するほど仲がよくて笑いが耐えません。

双子を無事、出産出来て、双子達が成長出来たことは携わって下さった病院医師の皆様や看護師の皆様、スタッフの方々のお陰様です。感謝を忘れません。

後輩ママへのアドバイス

出産を通して不安になったり心配になったりして、ママの心も変化していきながら、お腹の赤ちゃんと共に大仕事を成し遂げるものではないかと思います。どうか、1人で悩まず周りの信頼できる人に頼りながら無事にお産が出来ることを陰ながら祈っています。

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