ワンオペ育児の体験談

引っ越しを機に、ワンオペ育児を経験しました

私の旦那は転勤族なので、知らない土地に引っ越してワンオペ育児になりました。引っ越し前はオムツ代えもミルクも遊ぶのも旦那はよくやってくれたので、引っ越し後も同じようにやってもらっていました。しかし、ある日旦那に「仕事も忙しくて疲れてしまって、育児までやるのはしんどい」と言われてしまいました。転勤に伴い昇進もしていたので、プレッシャーもある中がんばって、家に帰っても休めない状況にしてしまっていたことにその時やっと気づいて、私は育児を頼めなくなりました。もともと私は人にものを頼むのが苦手なので、ここから本格的にワンオペ育児が始まりました。
車は旦那が仕事で使うので、歩いて行ける範囲しか子どもを遊びに行かせられないことがいちばん困りました。地域の支援センターは車が必要な距離なので、ママ友も作れず子どもを遊ばせることもできませんでした。せめて子どもにはお友達を作ってあげたかったので、歩いて行ける児童センターには一生懸命通いましたが、お昼寝の時間が合わないことが多く、なかなか同じくらいの年の子と知り合えませんでした。それでも2ヶ月ほどたったとき、同じマンションに1ヶ月違いの子を持つママに出会い、育児の話をしたり、支援センターまで一緒の車に乗せてもらえたりして、何とか人の輪に入ることが出来ました。そのママには本当に感謝しています。
同じころ、旦那も仕事が落ち着いてきたようだったのですが、頼みごとが苦手な私は休日に旦那が家でくつろいでいるのを眺めながら家事育児をしていました。毎日仕事に出かけている旦那は疲れているんだ、休ませてあげないと、と思っていたのですが、だんだんと疲れと不満がたまってきました。子どももどんどん自己主張するようになってきて、家事が思うように進まないこと、子どもの泣き声が耳をつんざくように聞こえることにイライラするようになってきました。ワンオペになってから半年ほどした頃、たまらず旦那に少しのお世話を頼んだのですが、子どもに泣いて拒否されてしまいました。私の負担を軽くしたいことよりも、子どもが旦那に懐かなくなることに危機感を感じて、旦那と話し合いをしました。旦那は遊び相手さえしてあげればいいと思っていたようでしたが、お世話を通して子どもとの信頼関係を築いていくんだという話をすると飲み込めたらしく、以来オムツ代えもごはんを食べさせるのもお風呂もよくやってくれるようになりました。

後輩ママへのアドバイス

親戚も友達もいない土地で育児するのは本当に孤独でネガティブになりがちです。積極的に支援センターや子ども向けのイベントなどに出かけて、とにかく友達を作ると最低限気持ちが楽になります。つい家にこもったり、塞ぎ込みがちになったりしますが、子どもにも人と触れ合って刺激になったほうがいいと思います。うちの子はもともとの性格なのか、ワンオペ育児で引きこもりがちだったせいなのか、なかなか人見知りがなおらず困っています。
経済的にも一時預かりやベビーシッターを利用するのは困難な場合もあると思います。なので、普段から旦那さんにも少しでも子どもに関わってもらえるようにしないと、ママは息抜きすらできなくなってしまいます。ママが息抜きすることで子どももリラックスして、育児の悩みが消えることもありましたから、ママの
息抜きも大事なことです。うちの子はママだけ出かけるとよく泣いていますが、最初だけみたいですし、息抜きして帰ってきた日はいつもよりごはんを食べてくれることが多いです。

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