無痛分娩での出産(全般)の体験談

楽しめた出産スタイル

私は、妊娠する前から、絶対に出産は無痛分娩にしようと決めていました。

理由は、とにかく出産の痛みに対する恐怖心です。

日本ではまだまだ無痛分娩を行っている病院が少なく、すぐに定員数を超えてしまうと聞いていたので、妊娠したと分かった時点で、すぐに病院選びを始めました。

無痛分娩をするには、妊娠期間にあまり太りすぎないようにと注意を受けました。

太りすぎた場合には、無痛分娩を行わない場合もあります、

と言われて、体重管理にはかなり気を使いました。

私は、プラス10キロまでにしてくださいと言われました。

出産は計画出産で、出産予定日にしました。

前日に入院し、まだ子宮口が開いていなかったのでバルーンをして、

翌日、陣痛促進剤を使用して出産という流れでした。

麻酔をいれるので、前日の夕食後から出産が終わるまで、口にして良いのは水のみでした。

麻酔は硬膜外麻酔で、麻酔開始は陣痛促進剤を使用して陣痛をつけて、痛みの様子をみながら先生が少しづつ入れていくというものでした。

なので、バルーンの時にはまだ麻酔が効いてない状態だったので、痛かったです。

背中に硬膜外麻酔をする際に痛みを感じる方もいるようですが、

背中をしっかり丸めて、息をふーっとゆっくり吐きながらリラックスするようにしていたら、痛みは全くありませんでした。

麻酔が効いているかは、小さい氷枕みたいのを肌に当てて、

冷たさを感じるか確かめるという方法でした。

麻酔が効いていたので、陣痛も出産も全く痛みを感じませんでした。

先生や助産師さん達と皆で談笑しながら、余裕をもって出産が出来ました。

陣痛を感じませんが、助産師さんにいきむタイミングを教えてもらえます。

赤ちゃんも特に問題なく、元気に産まれてきました。

今でも忘れられないのが、赤ちゃんの頭が出てきた時に、

「出てきましたよ、触ってみますか」と、その頭にタッチさせてもらえた事です。

あの感触や感動は本当に大切な思い出です。

無痛分娩で痛みがなく、気持ちに余裕があったからこそ、あの喜びをしっかりと感じる事が出来たんだなと思い、本当に無痛分娩を選んで良かったと思いました。

出産後も麻酔が効いていたので、分娩台で少し休んでからベッドへ移動するのに、

自分で歩いていけないので、助産師さんに助けてもらって車いすで移動しました。

副作用や後遺症はありませんでした。

後輩ママへのアドバイス

まだまだ日本では無痛分娩はメジャーではないので、周りの方から話しを聞ける機会も

少ないですし、不安に思う事も多いと思います。

ですが、今はほとんどデメリットは少なくなっています。

無痛分娩を経験した方が、やらなければ良かったという話しを聞いた事がないくらい、

本当に良い事づくめだと、経験してみて私は思いました。

苦しみながらではなく、楽しみながら子供をこの世に誕生させる事が出来るなんて、

とても幸せな経験になると思います。

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