無痛分娩にしてよかった
私は海外では無痛分娩が主流なことと、友人から無痛分娩のよさを聞いていたので妊娠前から産むときは無痛分娩にしようと決めていました。
しかし、いざ妊娠し、無痛分娩にするかどうかの選択を迫られたときは正直迷いました。「母親として痛みは経験するべき」、「痛みを経験するから強くなれる」など無痛分娩に批判的な意見をネットなどで多く目にしたためです。
しかし、結論は、無痛分娩にしてよかったです。私の場合、結果的に36時間という長い出産だっため、自然分娩にしてたらと思うとぞっとします。予定日の前々日に陣痛がきて病院に行きました。その時の陣痛の間隔が10分おきで病院についたころに7分おきになりました。その頃に背中からチューブのようなものを通し、そこから痛み止めの薬を投与していきます。背中の注射などの処置は全く痛くありませんでした。陣痛の時から痛み止めを投与してもらえると思っていなかったのでびっくりしましたがほっとしました。痛み止めは痛みが増してくるとこちらから希望し追加で投与してもらいます。しかし、痛みが全く消えることはありません。普通分娩を経験したことがないため本当の陣痛の痛みはわかりませんが生理痛とは比べものにならないぐらい痛いです。話に聞くような「叫ぶ」ような感じではありませんでしたが。その後子宮口が開かず先生が手でこじ開けましたが、その痛みなどは全くありませんでした。そしていざいきむ時は、出てくる感覚は全くなく助産師さんに声をかけられいきみます。その時の痛みは皆無で、やっと会えるという嬉しさで出てくるのを楽しめる余裕すらありました。普通分娩だとどれぐらい痛かったのだろうかと思いますが、無痛分娩をしたことに対しては全く後悔はありません。
無痛分娩にする際、「無痛にしていいのか」「痛みを経験するからこそ愛情がわく」など多くの批判があるため悩む方が多いと思います。しかし、無痛にしたからといって子供に愛着がわかないなど全くありませんし、無痛でも出産は大変で感動的です。子育てはとても大変で無痛にしようがしまいが嫌でも大変な育児を経験し母になっていきます。今子育てをしていて無痛だったかどうかなんて全く気にしたこともありません。出産時の負担を少しでも減らす為にとてもいい手段だと思いますし、2人目も無痛分娩にします。