痛みのない陣痛と出産で超安産
一人目の陣痛時間がとても長く激しい痛みを感じた為、もう二度とこんな陣痛の痛みを味わいたくないと思い二人目は絶対に無痛分娩にしようと決めていました。一人目を出産して2年後妊娠がわかり完全無痛分娩を行っている病院を探しすぐに予約を入れました。私の選んだ産院は無痛分娩によくある計画分娩ではなく陣痛がきてからの分娩も選択出来たので陣痛がきてから無痛分娩をする方法を選択しました。無痛分娩のリスクもネット等で調べて不安もありましたが、陣痛の痛みをまた耐えるよりはリスクを承知で出産しようと決断しました。出産予定日の一日前に陣痛のような痛みを感じ産院へ。産院へ行くと既に子宮が4センチ開いていたのですぐに背中からの硬膜麻酔の処置が始まりました。背中をまるめてまず皮下注射で背中自体に麻酔をしてからカテーテルを挿入していきますが、全く痛みもなくすんなりと麻酔の処置が終わりました。そのまま陣痛室で点滴を受けていると30分くらいで麻酔が効いて、陣痛の痛みは完全に消え腰が重くなるような感覚だけになりました。それから1時間ほどで分娩室に移動し、分娩台でさらに赤ちゃんの通り道に麻酔を打ちました。その時点でもう、へそから下の感覚はほぼなく足がふにゃふにゃ状態でした。この状態でどのように力むのかなと思いましたが、お腹に陣痛の波形がわかるベルトを巻き、モニターに合わせて先生が『はい。いま力んで』と声をかけてくれるので言われるままに、感覚はないのですがへそ周りに力を入れて力みました。そして、力むこと4回で無事出産。自分でもとても驚きました。全く痛みもなく出産し、時間も20分のスーパー安産でした。赤ちゃんも、もちろん何もなく元気に生まれてきてくれました。産後の経過もとても良く、股も全く裂けず自分自身の回復が早かったです。とても気楽で安心の出産体験でした。
無痛分娩のリスクがよくネットで記載されていますが、それよりも何時間も激痛の陣痛を耐えて自分の体力も赤ちゃんの体力も奪いさらに誘発剤などを使うよりも、無痛分娩でリラックスして余計な力を入れず、痛みなく出産することを私はおすすめします。産院によって無痛分娩にも様々な種類があるので産院で確認をしっかりして下さい。