無痛分娩での出産(全般)の体験談

海外で無痛分娩の経験

私はフランスで出産しました。日本からパリへ来た時は妊娠12週目。

飛行機に乗る際の事も日本の産科医に何かあっても保証はできないと言われ、多少不安に。。

無事、パリで妊娠生活を送っていました。

フランスは無痛分娩が通常。でも、日本は普通分娩主流。初めは悩みましたが料金も変わらないとのことだったので、医師も慣れている無痛分娩で出産を決めました。もちろん親からははじめは反対されましたが、”その国の慣れている手法で”にこだわり、無痛分娩に決めました。

臨月に麻酔科と面談。と言ってもアレルギーの有無、肉親に病気があるかないか、大きな病気はしていないかなどたった10分程度の面談で終了。


そして、予定日1週間前の朝6時ころに小さな陣痛がやってきました。

「これはっ!陣痛ってやつきたかも」と旦那を起こし、シャワーや出かける準備をして8時頃病院に到着。子宮口はまだ2センチだったので、散歩や食事をとってまた来てねと言われ、14時頃に再度病院へ。この時既に陣痛の波の間隔は狭まってきてました。子宮口は5センチになってました。すぐさま分娩室へ向かうと、麻酔科医が到着。腰に麻酔を打ちました。足が「ビクンっ」となって全身が痺れたような感覚。陣痛が一気になくなった!でも、きちんと陣痛の波は装置で確認できました。

2時間ほど経つと麻酔が効いてこなくなったような気がしたのでナースコールで麻酔科医を呼ぶと、横向きになるよう指示されました。すると不思議な事に、また麻酔がよく効いてきました。そして気がつくと夜22時に、、。長い、、。助産師さんがやってきて確認すると、なんと子宮口が10センチに!!じゃあ、分娩しますということで、とりあえずいきんで!!と3回ほどいきんだら赤ちゃん産まれました笑

ちなみにいきむ感覚とか程度がわからなかったので一気にいきんだのがよかったみたいです。

とにかく、とーっても平和にリラックスして出産できました。

赤ちゃんも元気に産まれて良い楽しい出産でした。私は慣れているお医者さまなら無痛分娩をオススメします。産後もそこまで辛くなく過ごせました。ただでさえ産後は大変なのに、プラス痛みが伴うと思うと無痛分娩でよかったなと思いました。

後輩ママへのアドバイス

私が出産を経験したフランス・パリでは無痛分娩が主流。要するに、医者も無痛分娩に慣れている。しかし、日本は普通分娩の国である。もちろん、医師も普通分娩に慣れている。私は郷に従えというタイプなので、無痛分娩を選択。苦しみはないけれど、安心をとるなら、日本なら日本らしく分娩する方が良いのではと思う。

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