無痛分娩を選んでよかった!
2歳になる長女を産んだ時の話です。
出来れば自然分娩がよかったのですが、初めての出産で、かなり恐怖を感じ、痛みに耐えられるかが心配だったので、無痛分娩も選択できる病院を選びました。
37週初日に初めての内診があり、子宮口をグリグリと刺激されて、それがきっかけだったのか、夕方からやんわりと痛みが…最初は陣痛と気づきませんでした。
不規則だったので前駆陣痛だと思って1日耐え、次の日も生理痛のかなり重いぐらいでしたが耐えれると思い我慢し、そのまた翌日の明け方、トイレで少量の破水をし、やっとこれは病院に行かねばと連絡しました。
病院に着いた時は、また子宮口は2センチしか開いていませんでしたが、破水してたので即入院。
その後陣痛が強くなるものの、8時間経っても4センチしか開かず。
2日痛みに耐えていたので、まともに寝ることも出来ずだったので、体力も限界に…
そこで、先生から、麻酔打つか!とのお声がかかり、お願いします!と即答して、腰から麻酔を打ってもらいました。
麻酔を入れる時、痛かった記憶がありますが、打ってほんの数分で、今までの陣痛は何だったの!?っていうほど、一瞬で痛みが消え去りました。
下半身の感覚が全く無かったので寝たきりで、旦那さんにご飯を食べさせてもらいましたが、2日ぶりに味わって食べることが出来ました。
痛みから解放されて、睡眠不足と疲れから、その後爆睡。
麻酔が切れかかってやっと目が覚め、先生に内診してもらうと、一気に8センチまで子宮口が開いていました。
本当は開きが悪いので、2時間おきに麻酔を打って、朝出産の予定だったのですが、今から産むよ!と言われて心の準備も出来ないまま分娩室へ。
もうすでに、少し陣痛を感じるくらい麻酔が切れていたので、自分で歩いて向かうことが出来ました。
分娩台に登ってからはとても早かったです。
あまり赤ちゃんが下がってないと言われて、吸引器を入れ、大きな陣痛の3回目のいきみで、つるん!っと産まれてきました。分娩室に入ってから20分くらいの出来事でした。
無痛分娩にしていなかったら、いきむ力もなかったと思います。
その後の体力の回復も早かったので、無痛分娩にしてよかった〜と思います。
出産は未知の世界で、期待と嬉しさより、不安と恐怖が勝ることもあるかと思います。
その葛藤の中で、無痛分娩を選べることは、もしかしたら、気持ちが少しだけ楽になれるかもしれません。
無痛分娩は、体力の温存が出来るし、MAXの痛みは、産むときしか感じないので、私はやってよかったな〜と思います。
どんな分娩スタイルを選んでも、お腹で大切に育てた我が子と出逢える奇跡の出来事に変わりはないと思います。頑張ってください!