予定日超過での出産の体験談

まだかなまだかな・・・

はじめに、妊娠期間は41週と5日でした。12日超過ということになります。予定日の10日ほど前から、そわそわしていて、雑巾がけをしたらお産しやすいとか周りから色々聞いていましたが、そんなの怖くてできませんでした。そもそもお腹が邪魔で思うように雑巾がけもできないし。でも変わらず続けていたのは散歩です。幸運にも家の近くに大きい公園があるので、池に浮かぶカモを眺めながら、カモの鳴き声聞こえてるかな~?とお腹の赤ちゃんに声をかけながらのんびり歩いていました。予定日超過から病院には1度しか行っていません。その後病院に行ったのは予定日から5日後、何の予兆もないので入院しに行った、という感じです。

お医者さんにも、赤ちゃんは元気なんだけど、出てくる気配が一向にないね、お腹が気持ちいいんだろうね~くらいしか言われず、のんびりした子なんだろうなと思っていました。

入院当日は、内診からスタートでした。先生に内診グリグリと、今でも思い出すと恐ろしい、お産を促すため卵膜を破ってもらい(先生に拳を入れられ、プツンと破ってもらいました)、それからバルーン(子宮口の開きをよくするため、小さな水風船を入れます)の処置をしてもらいました。入院して寝巻に着替えたところなのに、もうここまででぐったりしてしまいました。その夜、NST(赤ちゃんの胎動と陣痛の波を計測する機械)をつけてもらいましたが、相変わらず赤ちゃんは元気、陣痛の波ゼロ。1日目は何もなくそのまま就寝でした。

2日目の昼前、昨日と同じ内診をしてもらってから今日の担当の助産師さんが挨拶をしてくれて、陣痛室に通されました。和室の陣痛室で、陣痛促進剤の説明を受け、少しずつ薬を投与されました。ものの30分程度で薬が効き始め、コンビニに行っていた主人が悶えている私を見て驚いていました。平日にも関わらず休みを取ってくれた主人は私を適当になだめながら昼食をとったり、仕事をしたり・・何だかそんな主人を見てると腹が立ってきました。陣痛の波が来て私が痛がっていると「はいはーい」と言いながらさするだけ。気楽でいいよなあ~こっちは今から人間出すのにと思いました。

子宮口が9センチになって、私の強い願望もあり分娩室に移りました。すぐ隣の部屋なのですが、移動するだけでもヘロヘロでした。10センチになってからようやくお産態勢に入り、足を広げてさあ今から出産です。何かのテレビ番組で、足を機械で広げてくれる分娩台を見ていたのでそれかなと思ったんですが、自分で広げなくてはいけなくて、もう足がブルブルで助産師さんに指示されたように足を広げて、呼吸を整えてなんてなかなか出来ませんでした。4時間ほど激痛に耐え、出てきた赤ちゃんは真紫。頑張って出てきてくれました♪しかしながら私には喜ぶ体力がなく、抜け殻になっていました。案の定出血と会陰が避けてしまっていたようで、私は少し貧血になってしまいました。

12日も遅れたためか、娘は3500グラムの大きめサイズで生まれました。でもそこからは特にブクブク太っていくわけでもなく、今はすっかり標準サイズです。娘の蒙古斑を見ていると、お尻だけでなく腕や背中、足にも出来ているので、一生懸命出てきたんだなと思います。

後輩ママへのアドバイス

初めての出産では、遅れることもあれば早まる時もあるようで、もちろん予定日きっちりにはなかなか出てきてくれないものだそうです。私は10日以上も遅れましたが、先生や助産師さんが丁寧にサポートしてくれます。特に助産師さんは、私は今までそんなこと考えたこともないですが、天使です!妊婦の時から退院するまでずっとお世話になる方です。何もわからなくても、体のケアはもちろん、メンタルのケアもしてくれます。私はあんな素敵なお仕事ないと思います。あなたを支えてくれる人は、家族はもちろん、お医者さんや助産師さんも・・たくさんいますよ。赤ちゃんもいるし、一人じゃないです!

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