想像以上に痛くありません！

わたしは、1年8ヶ月前に出産しました。女性ばかりが働く職場だったので、妊娠がわかった時は、相談がしやすかったです。でもその分、いろんな知識も入ってきました。高校生の時から、陣痛は本当に辛く、男の人が体験すると気絶をするぐらい。と聞いていたので、その時から、不安ばかりでした。実際に、出産する時のテレビなどを見ていると、すごく汗をかいて、痛そうな声を出していたので、あんなに痛いんだな…と思っていました。助産師さんや出産を経験した友達にも、陣痛がどれほどの痛みなのか、不安でしたかないことを相談すると、いろんなアドバイスが返ってきました。

とりあえず、ソフロロジーという呼吸法がいいと知ったので、独学でネットを見ながら、妊娠7ヶ月頃から始めました。はっきり言うと、自分のやり方が正しいのかわかりませんでした。でも毎日やることで、陣痛が来たときは、役に立っていました。

わたしの場合初産だったのですが、妊娠37週の検診時にすでに子宮口が2センチ開いている。と言われました。そのままでも大丈夫とのことで、帰り普通通りに過ごしていました。よく前駆陣痛がある。という人もいると思いますが、わたしの場合は全くもって痛むこともなく、本当に陣痛が来るのだろうか？と不安になりました。その不安から、たくさん運動しようと思い、家中掃除したり、お散歩したりしました。ある日、いつも通りお散歩していたら、何かが出た感じがして、お散歩を切り上げひとまずトイレへ。こんなに頻尿にだっけ？したいわけじゃないのに、なんだか出てくる。と思いながらも、とりあえず横になりました。しかし、横になってもずっと出ていて、これはまずいのか？と思い、電話して聞いてみると、破水しているかもしれないから、出産バックを持ってきて、陣痛がきそうならそのまま入院しましょう。とのことだったので、旦那に連れて行ってもらいました。まず、病院につくとすぐに、診察してくれ、破水しているから、オムツようのパンツに履き替えられ、破水をしていたので、菌が胎児に行かないよう点滴をしました。そのときの助産師さんに、滅多に体験できることじゃないから、落ち着いて楽しんで出産しようね！と言ってもらい、その言葉がずっと心の奥に残っていました。

そこから、すぐ陣痛が来るかわからなかったので、2時間ぐらい分娩室で待機していたのですが、なにもなく、夜遅かったので仮入院しました。寝ようにも、陣痛がこれから来ると思うと寝れずで、不安ばかりでした。でも知らない間に眠っていて、気がつくとお腹が痛くなっていました。病院に来て、5時間ぐらい経っていました。その痛みは、痛いと言っても軽い具合で、便秘で痛いな〜という具合でしたが、その痛みの間隔が5分間隔と早かったので、助産師さんに知らせると、子宮口が5センチ開いている。と言われたので、荷物を持って陣痛室に行きました。陣痛室に移動してからも特に強い痛みがなかったので、主人と話していると、重たい痛みというより出てきてしまいそうな感じが強かったので、テニスボールで押さえてもらいました。陣痛の始まりの痛みよりは痛かったのですが、痛いと思えば痛くなるのだから、まだまだこれから本当の痛みが来る。しっかり呼吸しないと胎児に酸素がいかないから、深い呼吸をする。赤ちゃんがものすごく頑張っているんだ！とソフロロジーの思想が頭をよぎり、落ち着いて入られました。

助産師さんを呼ぶと、こんなに陣痛早まるなんて思っていなかったな〜、子宮口が8センチ開いているから分娩台に移動しよう。といわれ、歩いて分娩室に行きました。歩いている最中も、出てきそな感じにはなりましたが、痛みがそこまでなかったので、スタスタ歩けました。こんなに早く陣痛が進むと思っていなかったので、準備がされておらず、子宮口だけが全開のまま、ちょっと待つことになりました。そして、痛みがきたら力んでいいよーと言われましたが、わたしの場合陣痛の痛みが想像していたものより、痛くなかったので、どのタイミングで力めばいいのかわからず、言われるがままに力むことにしました。しっかり呼吸をしないと、赤ちゃん苦しいからね〜、といわれながら、しっかり呼吸し、頭が出てしまえば、あとはスルンと出てきてくれました。

陣痛の始まりから約3時間と、初産にしてはスピード安産でした。

わたしの場合、もともと痛みに強いということもありますが、周りから毎日のように痛みがハンパないことを聞かされ、想像だけが膨らみ、その想像していた痛みと全く違ったので、ここまで痛みに耐えられたのかな。と思います