陣痛は赤ちゃんと乗り越えるもの

予定日の9日前の検診で、まだまだ赤ちゃんが下りてきていないと言われました。安心していたら、次の日の朝二度寝をしていたら、9時頃、何かが漏れた気がしたのです。トイレに行くとやはりおしっこのようなおしっこではないような感覚で、水が出てくるのです。これが破水なのかと思いました。病院に電話すると「おしっこかもしれなくても、来てください」とのことだったのですぐに行きました。さいわい家を出てから、病院の内診台にあがるまで漏れることはありませんでした。「破水だね」と言われそのまま入院することに。ちょうど正午のことでした。陣痛が始まったのは17時頃でした。生理痛のような痛みでしたが、晩御飯は完食しました。そこから徐々に陣痛の間隔が狭くなり、0時には5分おきくらいになりました。そこから間隔が短くなったり長くなったりして定まらず、朝を迎えました。寝ることなんてできませんでした。痛くないときは平気なのですが、5分おきくらいに、ぐーーーーっとお腹が握られるような痛みがくるのです。腰が砕けそうなときもありました。朝8時、院長先生に診てもらうと、「午前中にはうめる」と言われました。しかし、頭がうまく産道に入っていっていないようで、四つん這いで腰をふるように言われました。陣痛の痛みに耐えながらの腰ふりは一時間続きました。11時頃に分娩台に上がるように言われました。そこから1時間、間隔がどんどん短くなる陣痛に耐え11時50分に産むことが出来ました。生まれた時にそれまでの痛みは吹っ飛びました。その後は、切られた会陰を縫われるのが痛かったです。