36週で突然の破水!けれど安産でした。
もうすぐ3歳を迎える息子を出産した際のお話です。
3年前息子を妊娠した時、私は医療事務の仕事をしていました。妊娠の経過は極めて順調で、特に何の指摘も受ける事なく予定通り34週から産休に入りました。
35週、36週と検診では「赤ちゃん全然降りてきてないし、まだまだだね〜」と医師にいわれていましたし、私自身、最初の子供は遅れて生まれてくる、と思い込んでいて、入院の準備すら全くしていませんでした。
私だけでなく主人も同じよう思っていたようで、仲間との最後の旅行と言わんばかりに遠出をして釣りに出掛けていた、なんとその夜に突然破水をしてしまいました!
赤ちゃんが大きくなるにつれ頻尿になり、夜中に最低2回はトイレにおきていたのですが、その日はふと起きるとお尻が冷たい…オネショをしたと本気で思い込み、パニックに。
けれどよく確認してみると、オシッコとは思えないほどのシーツの濡れ方、そして透明の液体でした。
そこでやっと破水したんだ!と気づきました。
自分に落ち着け落ち着けと言い聞かせながら、まずは主人に電話、その後分娩予定の病院に電話すると、「36週?ちょっと待って」と保留にされ、待つ事3分程…。ですが、これまでの経過から医師の許可が降り、入院の用意をしてすぐ来るようにと言って頂きました。
そして入院となったのですが、診察してもらったところ、子宮口が全く開いておらず、恐らく促進剤使うことになりそうだと言われてしまいました。
展開に戸惑っているのと出産への不安、主人がいない事での心細さから、ひどく落ち着かなかったのをよく覚えています。
ですが夜が明け、昼頃になるとかなり陣痛が強くなり、診察の結果子宮口が開いてきていると!あと5時間位で生まれるかも、と言われました。ちょうどその頃主人も駆けつけてくれ、その事に赤ちゃんも喜んだのが、なんと診察の10分後に分娩室へ、そして入ってから15分程で出産してしまいました。
予想外の超安産。36周と4日でしたが、赤ちゃんは2730グラムあり元気いっぱいに泣いてくれました。
ドタバタの出産で気持ちがついて行かない面はありましたが、今となっては良い思い出です。
出産は予想外の事もありますが、助産師さん曰く、赤ちゃんの方が苦しいらしいので、ママも頑張って下さい!私は陣痛中、そう思ってなんとか耐えました。
あと一つ、入院準備は早いに越したとは無い、と今回の事で学びました。