妊娠中のその他の病気の体験談

帝王切開の予定が、突然の転院宣告!【妊娠性突発性血小板減少性】

逆子がなかなか戻らないので、ずっと通っていた産婦人科で帝王切開をする予定でした。手術日も決まった後、予定日の一月ほど前に突然、医師から、当院では手術をできないので転院してほしいと宣告されました。理由は、血小板の数値が異様な早さで減ってきており、通常の輸血では血液が足りなくなるので、手術ができないからとのことでした。すぐに紹介状を持って、家から車で一時間以上かかる大学病院に通院することになりました。診察では、妊娠性の突発的な血小板減少性だということでした。逆子は依然として動かず、帝王切開は避けられないため、執刀ができるギリギリの血小板の数値と、赤ちゃんの体重を勘案しながら、手術日を探っていくことになりました。赤ちゃんの体重が2000グラムなかったので、100グラムでも重い状態で出産したいと、医師にはお願いしました。週に2回、血液検査で血小板の下り具合を見ていたのですが、毎回ぐんぐんと数値が下がっており、お腹を切れるギリギリの数値というところで執刀となりました。2日前に検査入院をして、副作用のない最大限の血小板輸血をしてもらった上で、帝王切開をしました。全身麻酔での手術となり、赤ちゃんに麻酔の影響はないのかなど、心配もありましたが、何も問題なく無事に出産できました。出産後も、何度も血小板輸血を行い、現在では、日常生活に支障ないレベルの血小板数値を維持できています。

後輩ママへのアドバイス

最後まで何が起きるかがわからないのが出産ですので、リラックスしながらも、少しの緊張感を忘れずに、妊娠期間を過ごしていただければと思います。

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