子宮外妊娠と診断されて

妊娠検査薬が陽性で喜び勇んで産婦人科に通院したのが妊娠4週の時でした。医師に心拍が確認できない、受精卵が見当たらないのでもう少し様子を見ましょうと言われるものの、段々と出血してしまうようになりました。それから2週間おきに通院するも超音波検査でやはり受精卵が確認できず。出血は止まらず右下腹部が痛むため、右の卵管に受精卵が詰まったまま大きくなっているのではないかと言われ、妊娠8週になり子宮外妊娠と診断され、急いで総合病院の産婦人科を紹介されました。仕事の繁忙期なんですが総合病院に行かなくてはならないのですか？、と医師に伝えたところ「何を呑気なこと言っているんだ。一刻を争うんですよ！」と一喝されました。このまま受精卵が大きくなると卵管破裂して大量出血で命の危機に直面してしまうかもしれないと言われました。紹介された総合病院に行くと即入院することになり、念のため車椅子生活になりました。手術をして卵管に詰まった受精卵を取り出し、卵管を縫って元通りにするか、抗がん剤で受精卵が大きくならないように様子を見るか、片方の詰まった卵管を切除するか、どうしますかと選択肢を提示され、各々の選択肢にはリスクが伴うことも説明されました。結局卵管から受精卵を取り出して縫ってもらう選択肢を選び、無事に手術は終了しました。