突然の腹痛に襲われました。

私の場合は、仕事中急に下腹部が痛くなってきました。最初はお腹を下したかな？という感じでしたが、それから1時間くらいでうずくまる程の痛みとなりました。

じっとしていても冷や汗が出てくる感じです。

仕事を早退して、タクシーでどうにか病院にたどり着きました。

最初の問診で妊娠の可能性を聞かれ、まさかと思いながらも「妊娠しているかもしれません。」と答えました。

どんどん酷くなる腹痛。

妊娠の可能性がある為、まず産婦人科に回され、エコーや内診を受けました。

そこで子宮外妊娠の可能性を指摘され、採血などの検査をしました。

結果が出るまで、時間がかかります。その間は点滴で鎮痛剤を使って頂き、大分痛みはましになりました。それと共に、大きな不安に押し潰されそうな感覚に陥っていました。

先生が病室に入って来られ、手術になる可能性が高いこと、承諾書にサインがいるので家族に来てもらってほしいことを伝えられ、頭が真っ白になったのを覚えています。

そこからは、担当の看護師さんが説明や手術の準備を手際よくして下さり、主人が到着し、手術室が準備でき次第の出室となりました。

子宮外に着床していた部分の切除で、私の場合は右の卵管に着床してしまっていたので、右の卵管を取りました。左の卵管は残っているので妊娠は可能だとのことです。


それまで私は、妊娠って皆普通に出来るものだと思っていましたが、そうではないことを知りました。子宮外妊娠も、場所が悪かったり、着床した部分が破裂してしまうとお腹の中で大量出血して、お母さんが危険に晒されることもあると聞きました。赤ちゃんが産まれてきてくれるのは、本当に奇跡なんだと思います。