子宮頸管無力症の体験談

辛い入院生活を乗り越え我が子に会えた奇跡

妊娠17週の時、ほんの少し出血があり、不安を感じて夜間に救急外来を受診したところ、子宮頸管が12ミリになっており、子宮頸管無力症との診断をされ、緊急入院になりました。妊娠18週で子宮頸管縫縮術(シロッカーできるほどの長さがないためマクドナルド術になりました)を受けましたが、術前に医師からは妊娠継続がとても厳しい状態であること、手術が成功する可能性はとても低いこと、手術中に破水する可能性がとても高いこと、積極的に勧めはしないが妊娠継続を諦めることも選択肢としての一つである、と言われました。直前のエコーで元気に動く我が子の姿を見て、諦めるなんて絶対にできない、と夫と泣きながら話し合い、今できることは何だってやりたい、そう決意し、手術を受けることにしました。

手術室の手術台にあがるとき、もうこれでお腹の赤ちゃんとはお別れになるかもしれない、そう思うと涙が止まりませんでした。

無事に手術は成功しましたが、その後も絶対安静が必要で、出産までの4ヶ月間、24時間のウテメリン点滴を受けながら辛い入院生活をおくりました。唯一の楽しみは週一度のエコーで我が子の姿を見ることでした。

無事出産することができた今、このようなお話をできることがとても幸せです。

後輩ママへのアドバイス

子宮頸管無力症は、予防できる場合とそうでない場合があります。

また、子宮頸管の長さも積極的にはかってくれる医師とそうでない医師がいます。

少しでも不安がある場合は、遠慮せずに自分の気持ちを医師に伝えることが大切です。

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