子宮頸管無力症の体験談

子宮頸管無力症の恐怖

私は初めての妊娠でした。20週過ぎた頃にお腹張りを覚え2週間ほどウテメリンを内服していました。しかし、なかなかおさまらなかったため、また陣痛のように規則的な張りも出現してきていたため医師と相談して入院しました。

そこで点滴治療が開始されました。その時は頸管の長さは十分にありましたが、次第に少しずつ短くなってきてしまい2,5センチまでになりました。そこでくだされた診断は、子宮頚管無力症という病気。初めての言葉で意味が全くわかりませんでした。そして、手術をしないと早産の危険性があるとも説明され、おまけに手術をした場合でも陣痛がおきてしまう可能性があるので正直どちらともいえないとも言われました。しかし先生としては手術は受けたほうがうよいといわれました。

すごく矛盾していると感じたのをお覚えています。一か八かの選択であり、1.2日の間に決めるようにまで言われ、頭がパニック状態になりました。主人と相談して手術を選択。

決めた当日に緊急手術をしました。

手術はあっけなく終わり、痛みもなく、また恐れていた陣痛はおきずになんとか36週まで持ちました。

25週位から30週位まで入院し、あとは自宅療養。36週で子宮を結んでいた糸を取りました。すぐに出産になるのかと思いきや40週までお腹にいてくれました。

出産は初めてだったけど、6時間という短さで出産できました。

出産するまでは常に早産との隣り合わせでビクビクしており、楽しい妊娠期間はほとんどありませんでしたが、今は元気な我が子を抱けることができて本当に幸せです。

後輩ママへのアドバイス

病気を診断されてしまうと40週という期間は、すごく長く感じるかと思います。無事に我が子に会えるのかもすごく不安になるとも思います。でも、どんな形であっても大事な我が子です。生命力と自分を信じて乗り越えてください。

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