子宮内膜症の体験談

妊娠して初めて知った事実…産後の真実!

子宮内膜症と診断されたのは、41歳の時。3人目を出産し、子どもが3歳になった頃。

しかし、それまでは、子宮腺筋症、その前は、子宮筋腫とも診断されていました。私が、初めて婦人科を受診したのは、20代後半。不正出血が、きっかけでした。その時、先生は、「子宮の壁が厚いけど、健康です、不正出血は、過度なストレスでも起こるから心配いらない」とおっしゃられ、私も、当時付き合っていた彼と別れた直後の出来事だったので、「なるほどね〜」という程度で、処方された出血を止める薬を飲み出血は、止まり普段の生理サイクルに戻りました。(私は28〜32周期で確実に生理が来るタイプです)しかし、段々と年を重ねるに連れ、出血量が増え、下腹部痛が、激しくなり、生理ではない時まで下腹部痛、腰痛が酷くなり、肛門の方まで鈍痛がする様になりました。酷い時には、レバーの様な塊が出たり、昼用多めのナプキンでは、足りず、夜用ナプキンを使用したりしていました。ただ、3ヶ月に1回のペースで、痛くない月があり、排卵する卵巣の右と左で痛みが異なっていた様でした。仕事も忙しく、市販の痛み止めで騙し騙し過ごしていました。実はその時、妹も同様な症状が、現れていた為、一緒に初めて行った婦人科とは違う婦人科を受診しました。そこではピンポン玉程の子宮筋腫があり、30代位から多くの女性が、付き合っている病気だと言われました。あまりにも大きくなったり、身体に弊害かある場合は手術して取り除く事になるが、まだそこまでもないと判断され、経過観察で、年に1回受診する事になったのです。身体を冷やさない事が重要だとか、血流を良くすると良いとか周りからの情報を基に、手術はしたくないし、子どもが授かりにくいと言われたけれど、子どもは欲しいし、兎に角、少しでも改善に向け前向きに行こうと、日々の生活習慣をかえました。就寝時は腹巻をし、生姜湯を飲み、半身浴、岩盤浴、とにかく身体を温め血流が良くなる様に日々実施してきました。結果、痛みは和らぎ、痛み止めを飲まなくても過ごせる様にもなりました。そんな中、私も30代になり、結婚、出産を経験。通常、子宮筋腫や、内膜症の人は妊娠しにくいとか、出産時も通常より大変と言われていたのですがすんなりと3人の子どもを授かり、出産も普通分娩で出産しました。勿論、病院には子宮筋腫がある事、経過観察中だと伝えていました。ほぼ年子で子どもを出産したので、数年間は生理がなく、勿論かつての痛みなど忘れるくらい快適な生活を過ごしていました。しかし、生理が始まると出血量は確実に減ったものの、痛み止め無しでは耐えられないほどの下腹部痛、腰痛、肛門のあたりの鈍痛は、以前と変わりなくやってきました。酷い時は月の半分はロキソニンを服用すると言う薬を頼る日々。耐えられずに、結婚して引っ越していたため、また違う婦人科を受診しました。すると、先生が、MRIを撮らないと筋腫かどうかも分からない…とおっしゃられ、結果、子宮筋腫ではなく子宮腺筋症であると、診断されました。筋腫は、子宮の中や外にできるおできみたいなもの、腺筋症は、子宮の筋肉層に、子宮内膜が増殖する、、あれ?私はピンポン玉程の筋腫があったのではないのか??何だかよくわからない。ただ、同じ様に経過観察と、ロキソニンの日々は変わりませんでした。しかし、40歳になったある日の朝、下腹部が痛くなり、胃も痛く、吐き気を催し、トイレへ。下痢にも見舞われ、過呼吸状態。手が痺れ始め冷たくなりだしました。「あ、ヤバい、私…」と旦那を起こし、総合病院へ走りました。病院では、まず内科に案内され特に異常は、見当たらず、ただ、気になるのは、下腹部痛だったため、婦人科を受診しました。内診(エコー)、触診、腫瘍マーカー等の診察と検査をしました。「子宮内膜症ですね。かなり子宮の中も狭くなって、右の卵巣も腫れてるし、卵巣?腫の様にもとれる」と。卵巣?腫と聞いて、妹が、数年前に腹腔鏡手術をした事が頭をよぎりました。「腺筋症ではないんですか」と確認したら、腺筋症は、内膜症を引き起こし、卵巣?腫を引き起こすのだそうです。ショックで、長年の痛みを我慢したり温めて和らげたりしてきたのに結果、これか、と正直思いました。「先生、子宮全摘ですか?」とたずねると、「まだ40代だし、閉経までピルを飲む方法があるよ」とおっしゃられ、とにかく、生理がない状態でいる事が最大の治療法だということでピルを始めました。ディナゲストと言う薬を毎日欠かさず朝晩服用し、現在6ヶ月になります。3ヶ月に1回の受診で先日の診断では、卵巣?腫もほとんど分からないくらい萎み、内膜症も落ち着いているし、何より生理がないので、下腹部痛や腰痛、肛門のあたりの鈍痛に悩む事がなくなり、快適な生活を過ごしています。

後輩ママへのアドバイス

受診する病院は、大きい病院がいいと思います。ま年齢と共に身体が変化するのと同様に、病気も変化します。定期的に必ず受診し、経過を知ること。市販の痛み止めで、やり過ごしは禁物です。

ただ、解決策は必ずあります。あなたに合った方法で病気と向き合って下さい。

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