生理痛がまったくないのに内膜症!?
2年前の子宮がん検診で内診してもらったときに両卵巣にチョコレートのう胞があることがわかりました。血液検査(CA125)をして一週間後に結果を聞きに行ったら腫瘍マーカーがすごく高く(200)、卵巣もさらに大きくなっていてかつ卵巣内に固形物がエコーで映り、その日に近くの病院でMRIを撮りに行き、それを持って翌日には総合病院に紹介状を持って行きました。
卵巣がんの疑いで紹介されましたが、手術前提で検査を進めましたが、もう一度撮ったMRIでは固形物が映っておらず(固形物は血液の塊だったもよう)手術は先送りにして閉経させるための注射(リュープリン)を月1で半年打つことになりました。
これで小さくならなかったら手術ということでしたが、3回ほど打ってエコーをしたらすごく小さくなっていて先生もびっくりしていました。
実際CA125が高値で固形物が消えたからと言って様子見てていいのだろうかという不安も大きかったのですが、手術をしたことがない人間にしたらしなくてもいいかもと言われたらやらないほうを選んでしまいますね。リュープリンは一番強い薬であり、これを打っても大きくなるようだと悪性の可能性は高いと説明されたので次のエコーが恐怖でした。
私は生理が初めてきたときから40歳でチョコレートのう胞と言われるまで生理痛とは無縁の生活をしていました。痛み止めなども歯を抜く時以外飲んだことがないくらいでしたので、まさか自分が内膜症になったという現実を受け止めきれませんでしたが、MRIで癒着のため子宮後屈になっていてかなり重度の内膜症になっていると言われ生理痛がないが不思議だと言われました。
その後はディナゲストという黄体ホルモンの錠剤を1日2回飲んでいます。1年半になります。
ディナゲストを今後ずっと続けるのかどうかはわからないですが、どちらにしても閉経するまでは何かしら薬を飲み続けるか卵巣を取ってしまうかしか完治はないので先は長いなと少し憂欝な気分です。
単純に卵巣を取ってしまえばという話にもなりますが、私は卵巣と子宮と腸がべったり癒着してるので、はがすときに腸に穴があく場合もあると聞くのでそうなったら人工肛門かなとか別な恐怖が待っていて結論は出ません。
私はチョコレートのう胞ができていると言われてからネットであらゆる情報を調べまくって内膜症と言ってもできる場所で症状も色々違うのだと知りました。
卵巣にできるとガン化の恐怖もあるし、子宮にできると大量出血で不便にしてる人も大勢いて肺にできれば呼吸困難になり、膀胱にも腸にもできるめんどくさい病気だなというのが感想です。
私はディナゲストを飲んでいますが、この薬が認可されたのはまだ数年前くらいで長期服用したら体にどんな影響がおこるのかも未知の世界であり不安もありますが、ピルだと40歳以降は血栓の心配があるから飲めないけど、ディナゲストだったら大丈夫ということで高齢の人も飲める薬がでたのはありがたいことです。
薬で治療するのももちろんですが、生活習慣やストレスなどにも気をつけて長く付き合って行きましょう。