出産まで気付かなかった子宮内膜症
私の場合は、子宮内膜症が発覚したのが出産する際の帝王切開手術でした。
普段から生理が重めで薬を飲まないと辛い状態でしたが婦人科に抵抗があり、毎月生理の期間中は市販の鎮痛剤のお世話になっていました。
だんだんとお腹が痛いけどなんとか我慢できる範囲の状態から、時が経つにつれて冷や汗の出るレベルで腹痛が酷くなっていきましたが、仕事が忙しかったこともあり特に婦人科に行くこともなく毎月薬で誤魔化す日々を過ごしていました。
そんな生活を10年程過ごしつつ、自然妊娠しました。妊娠中の妊婦健診で胎児のチェックをする際に、エコーで卵巣も子宮もチェックされていたはずですが、そこでは卵巣も子宮も問題ないと毎回言われていました。
しかし、いざ出産になり自然分娩予定だったのが問題があって急に緊急帝王切開になり、赤ちゃんが取り出された後に執刀医から「生理重かったでしょ?左の卵巣が腫れてて中にチョコレートのう腫って言われるドロッとした血が溜まってたので、ついでに処置しておいたよ。子宮内膜症だね。」と、言われました。
後日、産後の健診で改めて医師から子宮内膜症ですと告げられ、生理のたびに血が溜まっていたから時が経つにつれて悪化していたことと、いつからこの状況が発生していたかわからないけど生理のたびにまた悪化するから次の妊娠は早めにしたほうがいいというアドバイスを頂きました。
私の場合は妊娠できたことと、帝王切開手術のついでに手術してもらえたので非常にラッキーでしたが、もっと早く婦人科にかかっていれば毎月の苦しみも味わわずにすんだのにと反省しています。
生理が重くて薬で誤魔化している女性は、手遅れになる前に、早めに婦人科に行くことを強く勧めます。
抵抗があっても不妊など手遅れになるよりはいいので、少しでも抵抗感を減らすために女医だけの病院を選んだり、クチコミで雰囲気を調べたりして勇気を出して受診してみてください。