子宮内膜症の体験談

娘が教えてくれた子宮内膜症

私が子宮内膜症と診断されたのは、妊娠が発覚し産婦人科へ行った時のことでした。

その日はお腹の赤ちゃんのことよりも子宮内膜症の説明が主となりました。

それまでは病気もせず、健康が取り柄の私はとても驚いてしまい、不安な気持ちになりました。


子宮内膜症といえば生理痛が有名だと思うのですが、私は日常生活に支障をきたすような生理痛も無く、痛みで寝込んでしまうこともありませんでした。

しかし、量は多めだったのかもしれません。(2、3日目はタンポンとナプキンを併用しても2〜3時間でナプキンまで汚れてしまう程度)


その時の大きさが右側が3.3cm、左側が7.1cmでしたが、主治医の話では10cmを超えると摘出手術を行う、それ以下の場合は基本的には経過観察とのことでした。

ただ、お腹の赤ちゃんが大きくなるにつれ、できている場所によっては捻れてしまったり、おおきくなった子宮に圧迫されて破裂してしまう恐れもあるとのことでした。

しかし、妊娠中は摘出手術を行うことができないため健診のたびに子宮内膜症の状態を確認することとなりました。


お腹の赤ちゃんにも子宮内膜症にも何も問題が無い状態で8ヶ月を迎えた頃、里帰り出産のために他県へ転院しました。(元の病院の勧めもあり、緊急時に対応できる大きな総合病院にしました。)

すると、そちらの病院では子宮内膜症についてはもちろん検査はして頂けるものの、以前の病院のようにリスク等は言われず…。

こちらから捻れや破裂の恐れがあるという事を言われている、と話したところ『そのリスクはもちろんあるが、ごく稀なことであり、そこまで心配をすることはありません。子宮内膜症に関してはいま現在、大多数の人が患っています。このサイズであればそこまで大袈裟に考えなくて大丈夫です。』との回答を頂けました。

その言葉を頂き、とても安心したのを覚えています。

ただ、出産後に再度きちんと検査を受けて、大きくなっているようであれば摘出手術を行った方が良いとのことでした。


そして無事に出産を終え、産後2ヶ月後には生理が再開。

はじめは量も少なめでしたが3〜4回目頃から量も増え、出産前には無かった生理痛が出始めました。

再開後1年ほど経過した頃からは腹痛、腰痛以外にも頭痛やめまいが出始めました。


出産後は慣れない育児に手がかかり検査に行けていませんでしたが、子供が2歳になり落ち着いてきたのでそろそろ婦人科へ健診に行こうと思っています。

後輩ママへのアドバイス

子宮の病気と聞くと女性はとても不安に感じることと思います。

私もそうでしたが、主治医に言われたようにいま現在、この疾患を患っている方はとても多く、治療法も確立されている病気なのでそこまで不安に思わなくていいと思います。

生理痛はとても辛いし、毎月のことなのでウンザリしますが治療を行えばきっと良くなります!!

私もこれから治療を始めていきます。

一緒に頑張りましょう!

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