子宮内膜症の体験談

たかが生理痛、されど生理痛。

私が子宮内膜症の診断を受けたキッカケは、生理日をズラしたくて婦人科を受診した時でした。生理痛がとても酷く、前日〜2日目は目も開けられない程の頭痛と呼吸を止めて耐える程の不定期な腹痛があった為、どうしても仕事を休めない日と重なりそうだった事もあり、ピルで生理日をズラそうと考えたのです。産後しばらく内診は受けていなかった事を担当の医師に話すと、ついでに診ておこうという事になりました。すると、生理の時に痛みがあるのはここ?と聞かれ、器具で押されると痛みもありました。初期の段階ではあるが、子宮内膜症だと診断されました。18歳頃から生理痛が酷くなり、21歳で出産、産後の生理が安定してきたと思ったらめまいと酷い頭痛や吐き気、嘔吐をした次の日に必ず生理が来ました。1日目は瞬きですら頭に響く程の頭痛、2日目からは運転中アクセルから足が浮いてしまう程の腹痛が始まります。頭痛は日が経つと共に治っていき、腹痛はどんどん酷くなっていました。痛みで倒れこむ、うずくまることもありましたし、前日〜2日目まではほぼ寝たきりで過ごしていました。生理が始まるちょうど一週間前からチクチクと腹痛が始まっていたので、それまでは休みを取って凌いでいました。私の場合は初期段階で様子見、という事だったので低用量ピルを常時服用する事にしました。すると、一週間前からの腹痛や前日の頭痛などは起きる事があるものの、うずくまる程の腹痛はかなり減りました。また、ピルによって生理のサイクルもしっかり安定したので、生活環境を整える事によって対応出来るようになりました。

後輩ママへのアドバイス

生理痛というと全く痛みなどに縁のない方もいるので理解してもらえない事もあるかと思いますが、子宮内膜症は病気であり、生理で甘えているわけではありません。痛みは自分自身しか感じられないからこそ、自分の体を労わってあげて下さい。

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