計画無痛分娩の体験談

無痛分娩にしてよかった!けど...

妊娠・出産が何よりも怖かった私。

産院を決める際にすぐ無痛分娩を選択しました。

予定日は5月下旬。5月1日36週の検診で、赤ちゃんが2800g台になっていることが分かりました。小柄な私なので、先生も3000g前に産みたいね、と。その日に約2週間後に入院が決まり、うまくいけば翌日出産になりました。

38週と2日目、いざ入院日。お昼に入院し、着替えを済ませて検診開始。NSTを付け、看護師さんから促進剤をもらいました。

しばらくしてから分娩室で、無痛の麻酔用カテーテルを背中に入れます。カテーテルのチューブは1mmくらいで背中にやや違和感があるくらいです。ただし一番痛かったのは、カテーテルを入れる前の背中の麻酔です。これが何よりも一番痛かったです。

処置を済ませ、夜また促進剤を服用。促進剤が効くとその日に出産すりこともあるようですが、私は効くまでまだまだかかりました。

翌日朝5時から本格的に出産準備が始まります。

朝から点滴が追加になり、30分毎に量を増やして陣痛を促します。

点滴と促進剤。私の場合は9時半過ぎに陣痛が始まりました。

自然陣痛を経験していないので分かりませんが、突然やってきた痛みは既に1〜2分感覚だったような気がします。痛くて痛くてベッドの柵を掴んで悶えていたところ、助産師さんが来たので痛みを伝えたところ、麻酔を入れてくれました。陣痛はだいたい15分だけ経験しました。麻酔はすぐ効いてくれました。痛かったですが、助産師さん曰く自然分娩では「序の口」とのことでした。

しかしそれもつかの間、麻酔が合わないのかふらふらで立つこともままならない。分娩室まで歩けず、抱えられて台に移動しました。そこから主人が到着するまでうつらうつら、何度も寝て起きての繰り返し。

主人が来ても、麻酔のせいで頭がぼーっとして話す気にもなれず。痛みはないものの、ぐったりしながら時間が過ぎていきました。子宮口の開きを見るときに仰向けになると吐いてしまう始末。

なかなかお産が進まず、お昼に最後の促進剤を飲み、夕方までに下りてこなかったら明日にしようね、と言われました。それから2時間後に、急に下りてくる感覚が!う◯ちが出るような感じで、ぐーっと肛門を押されるような感覚があります。そこからバタバタと出産準備に入りました。私はまだぐったりしていたので先生、助産師さんにされるがまま...。

仰向けになり、またもや吐いてしまったので私の場合は最初から吸引でした。先生が頭の見えるところまで引っ張ってくれたら、自分でいきもうね〜と言われたので看護師さんと一緒にぐっといきみました。3回くらいで出てきてくれた赤ちゃん。無事に出産できました。

陣痛の15分だけで、最後まで全く痛くない出産でした。ただ麻酔で身体中の力が抜けてしまい、それが思ったより辛い点でした。

あとは無痛分娩はもっとリラックスしてできるものだと思いましたが、私の場合は意識朦朧としてしまいました。

後輩ママへのアドバイス

計画分娩は赤ちゃんの誕生日が決まってしまう点が悩みものだと思います。ただ本当に出産時に痛みは全くありません。赤ちゃんが下りてくる感覚も分かります。出産後も体力の回復が早いのでとてもいいと思います。

立ち会い出産を望まれる方、上にお子さんがいるため出産日が決まっているほうがいい方、もちろん初産の方にオススメです。

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