家族が安心できた無痛分娩。
私は先日計画無痛分娩を体験しました。妊娠中に無痛分娩と話すと、出産から逃げたや、痛みに耐えてこそという意見を頂く事もありましたが、私の主人は夜勤や出張が多くあらかじめだいたいの日にちを決める計画分娩ができると伝えると立ち会い出産を諦めていた主人はとても喜んでいました。そして私の父も主人と同じ職種で家族のみんなが賛成してくれました。そして私自身は昔から患っているパニック障害と産後主人が夜勤でいない日は一人での子育てが要求されるため、産後の回復を早めたい事などから無痛分娩しか考えていませんでした。そして計画無痛分娩ができる産院を見つけそこで出産する事に決めました。まず36周で週一の検診になるのでその辺りから子宮の状態を先生と確認しながら日にちを相談しました。私の場合は早めの出産を希望でしたが、初産だったためなかなか子宮の状態が整わず、結局39周と5日とほぼ予定どおりでした。前日に先生から明日にしましょう!と言われ、ドキドキした事を覚えています。そして当日の朝一に先生の検診を受け、バルーンと呼ばれる子宮口を開く処置を受けました。これがとても痛かったです。その後陣痛促進剤を使い陣痛をおこしていきました。そして脊椎に無痛分娩の麻酔を投与していきます。表面麻酔をしているためほとんど痛みはなしです。チクチクする感覚はあったかなと思います。あぐらをかいた姿勢でと先生に言われ、主人とテレビを見ながらバルーンが抜けるのを喋りながら待ちました。時々陣痛の痛みかなというのがありましたがそれを伝えると薬の追加をしてくれました。その後昼過ぎ頃にバルーンも抜け夕方に子宮口全開でいきんで下さいと先生に言われるも足の感覚がなくうまくいきめず、結局吸引してもらいました。そして痛みがない分産道を我が子が通る感覚がはっきりしていて、感動しました。そして無痛分娩のためか、後陣痛が私は痛かったです。そして痛みがなかった事と体力を普通分娩より使わなかった事から、産後の回復もとても早く体が楽でした。もちろん産まれた我が子はとても可愛く、立ち会いができた主人は泣いていました。出産の方法は人それぞれ、私は計画無痛分娩にして心からよかったと思っています。
痛みに耐えてこそ母親。という考え方はやはり素敵だと思いますが、自分の体の状態や精神力は人それぞれで家族が置かれている状況も各家庭それぞれ。私も家族も計画無痛分娩にしてよかったと言っています。ご自分の状態に合わせて出産方法を選んで頂きたいです。