計画無痛分娩での出産

出産をすると決めた病院では、前回の出産週数などを聞かれ それを目安に計画入院の日を決める形でした。

私は38週0日で 計画入院の予約を取っていました。

病院側の予定では 入院した日に前処置をし 次の日に促進剤を入れ その日中には出産、という形でした。


入院の日は午前中から病院に着き、付き添った主人は まだやれることはないから、と すぐに帰されました。

私はまずシャワーを浴びて それからモニターでの確認をしました。

お昼を食べて 自分の部屋(もともと予約していた個室)へ荷物を運び 午後は 子宮の開きがよくなるようバルーンをしました。

そして いつ陣痛が起こっても対処できるよう 硬膜外麻酔をするために 背中に針を刺しました。

バルーンは 入れるときは少し痛いものの 我慢できないようなものではありませんでした。つけたあとも特に違和感を感じませんでしたが トイレに入ったときは 抜けてしまってないか、気になりました。

硬膜外麻酔の針は エビのように横向きに丸くなって入れるのですが 我慢しようと思っていても 体が勝手にビクビクっとなってしまうような 結構な痛みです。でも一瞬ではあるので 陣痛の痛みよりはいいはず、という気持ちでした。


夕方家族が来て 話す間に 腰に鈍痛を感じ始めていました。

家族が帰ったあと 念のためナースコールし 子宮口を見てもらうと3センチ開いていました。

3人目の出産だったため バルーンをした刺激で 今晩中に陣痛が来てしまうかも、と言われ…

案の定 夜11時頃から本格的な陣痛がきました。

麻酔を開始し、最初の方は効いていたのですが 夜中の2時頃からは 追加で麻酔をしても 私には正直あまり効きませんでした。

朝5時頃、赤ちゃんは無事に産まれましたが 赤ちゃんの頭が股に挟まっているときも、上の二人の時よりも 一番痛みを感じ、いきむのを我慢できませんでした。


入院し、経産婦だったため その日に陣痛が来ましたが 日付的には入院の次の日に産まれました。

初めての無痛分娩でしたが、正直 産んだ3人の中で 一番痛く お金もかかったので 自分には合わなかったと思っています。