ついつい話したくなる私の出産
私は計画無痛分娩をしました。40週目の日に実行されました。私の行っていた産婦人科は平日のみの無痛分娩対応でした。いくら計画しても前もって陣痛が来てしまったり、計画した日に陣痛促進剤が効かなく週末にはいるとやってもらえないので、ドキドキでした。
前日にまず入院をして、脊髄の間にカテーテルを入れるのですが痛み的には大したことはありません。タンスに小指ぶつけたレベルでしょう。
軽く麻酔を流して効き具合を確認し、前日の処理は終了です。ちなみにトイレとかには行けるはずが麻酔は足まで来ていて、膝に全く力が入らず支えが必要でした。
翌朝7時過ぎると、浣腸をされます。背中の針がチクチクしてよく歩けないので、可能なら浣腸はトイレでしてもらうのがオススメです。その後陣痛促進剤を流され陣痛を待ちますが、麻酔と緊張で寝れなかったから、昼過ぎには眠気が。すると助産師さんが
「寝ると陣痛弱まるんだよ」との一声で、焦って目を覚ましました。この一連の流れは全て分娩台の上なのです。テレビも見ていて、強い陣痛が来たかもと思った時が、麻酔流してくれるとき。効くまで20分、早めに言うようにとのことでした。
その後促進剤によって陣痛が来たのですが、麻酔を入れて貰ってからは陣痛のたびにお腹がギューッと押される感覚がつづき、股にボールでも挟んでるような感覚。すると、下の毛剃るよと助産師さんがカミソリ持って現れたのが、後から思うと、頭が出る為に切られるってやつだったんだと思います。
そのボールがどんどん下がっていく中、その場にいない友人や旦那と、ラインや電話で「でるかも。生まれそう。キタキタ」とか実況中継ができました。
なにより感動したのが出てきたとこ、瞬間を自らカメラ片手に、待てます。普通ではそれどころではありませんが、そのくらいの余裕があります。計画無痛分娩はある程度覚悟出来るのと心に余裕、カメラに余裕。良いことづくめと感じたのです。
これが私の体験でした。
最高だと言える出産、人にいいたくなっちゃうような出産したいひとには計画無痛分娩はかなりいいと思われます。取り組む病院も、少ないけれど、ある病院なら是非とも利用することをオススメします。