予想外★計画無痛分娩!
私は計画無痛分娩にて第一子を出産しました。その時の出来事をこれから出産を控えている妊婦さん達に参考になればと思い、詳しく記述させていただきます。
妊娠が分かった時、私は出産に対するイメージは「痛くてたまらない。」と言う恐怖しかありませんでしたので、無痛分娩を行っている産院で出産する事を迷わず選びました。私の場合は、入院日が決められ出産予定日も決まっていた為、立ち会い希望だった主人もお休みに都合をつけて出産当日から付き添ってもらうことが出来ました。
出産前日の夜に入院し、バルーンを子宮口に挿入し、子宮口を拡げるという処置を行い、点滴で促進剤を打たれました。子宮口にバルーンを入れる時は痛くはありませんでしたが、とてつもない異物感でたまりませんでしたし、お手洗いに行く時も点滴をしながらだったのでとても面倒でした。また、バルーンの違和感とじわじわくる痛みでなかなか熟睡出来ませんでした。
出産当日の朝、バルーンを外し子宮口の拡がりをチェックされ、促進剤の量が増やされました。モニターでは陣痛が定期的に来ているものの、自分自身まだまだ生まれないであろうと思えるほど腹部の痛みはありませんでした。
夕方頃に先生が回診に来ました。子宮口が7cm開いている為、硬膜外麻酔を打って分娩に挑む予定が、私の場合は赤ちゃんが下りてきていないので様子をみましょうとの事で、破水処置をされました。その途端、驚くような腹部の痛みに襲われ、子宮口が全開になってしまい慌てて分娩室に移動し麻酔処置を行いました。
それまでは、腰と腹部を打ち砕かれたような痛みがありましたが、スーッと痛みが引いて、子宮部分の痛みだけになりました。
その為、いついきめば良いか自分でも分かるようになり、分娩台に乗ってわずか30分程度で出産する事ができました。
出産は様々ですが、無痛分娩を選んだお陰で、自分の心に余裕が出来て、冷静な状態でお産に挑む事が出来たので、私にとっては無痛分娩はメリットが多かったと思います。
初めての出産で、色々と不安になってはネットで調べてしまったり、周りの人達から「まだ産まれないの?」と言われ焦ったりするかと思いますが、赤ちゃんとの対面を楽しみに待ちつつ、これからやってくる育児を前に、妊婦生活を思う存分楽しむべきだと思います。