切迫早産と診断されても、やらざるを得ない上の子のお世話
私は第3子を妊娠し、16週でシロッカー手術を行いました。当時上の子どもは3歳と1歳でした。両方の実家に頼ることはできないため、夫婦二人で乗り切る必要がありました。また過去2回切迫早産で長期入院しているため、今回は長期入院を避けるために行った手術でした。退院後は上の子どもたちは、昼間は保育所の一時保育を利用し、送迎はファミリーサポートの人にお願いしました。
23週になったころに4月になり、3歳の子どもは幼稚園に、1歳の子どもは保育園に入園でき、送迎は、幼稚園は通園バス、保育園はファミリーサポートを利用しました。
食事は1歳の子どもは、1歳を過ぎたばかりで離乳食の完了期でした。一人でもなかなか食べられないため、食べやすく手づかみ食べで食べられるパンと果物が中心でした。ヨーグルトなど副菜は用意に手間のかからず、食べさせるのに簡単なものにしました。
夕食は、平日は宅配のお弁当を利用して、なるべく台所に立たないようにしました。宅配のお弁当のおかずを取り分けられない場合は、市販のレトルト、1歳の子どもはベビーフードが中心でした。土日は夫が食事を用意してくれたため、その時に多めに作った物を冷凍して、平日の夜に食べさせることもありました。
夕食の時、どうしてもお腹が張ってしまっていた時は、子どもたちが食べる横で横になっていることもありました。
お風呂ですが、春先は寒かったためシャワーが難しかったので、お湯を沸かしていましたが、子ども二人をお風呂に入れるのは、かなりお腹に負担がかかったため、お腹が張って調子が良くない時は、お風呂をお休みすることもありました。暖かくなってからは、シャワーでさっとすませるようにしました。
子どもを連れて病院など行かないといけない場合は、自宅に自動車がないため、1歳の子どもはベビーカーに乗せて、3歳の子どもは歩かせるか、ベビーカーのステップに立たせていました。極力抱っこはせず、座った状態で抱っこをするにとどめるようにしました。
子どもが体調不良で園を休んだ時は、子どもには一人で遊んでいるのを横になって見守ることが多かったです。横になったまま、絵本を読んだり、おもちゃで遊んだり、テレビを見せたりしていました。お腹に負担をかけずに子どもを楽しませる物が必要でした。
正産期まで安静生活を送っていました。かなり長い期間だったので、安静解除になった時、ほっとしました。
上の子どもの年齢にもよりますが、まだ身の回りのことを手伝わないといけない年齢の場合、お世話の負担が大きくなります。頼れる人がいるなら、思い切って頼りましょう。頼る人がいない場合は、昼間安静にするため、また万が一入院した時のために、保育園や幼稚園など子どもの預け先を確保することが大切です。