そうとう実家にお世話になりました
33週前半のある日曜夜、夕飯を作っているときに生理痛のような腰痛が…。
作るのを中断して横になって休んでみたものの、全く治まらず、少量の出血もみられたため、病院に電話をして受診することに。
主人、上の娘(5才)が見守る中、モニターをつけてしばらくした後に、『入院して下さい』という言葉が…。
作りかけの夕飯、明日からの幼稚園のこと、生活のこと、娘のこと…。色々な不安が一気に頭の中を駆けめぐりました。
上の子の時も切迫早産だったので、『またか…』という思いもあり、自分が情けなくなりました。
幸い、私の実家が近くにあったので、平日は娘はそちらで預かってもらうことになりました。主人は朝早く夜遅いため、自宅の方が気が楽とのことで、自宅で過ごしました。
一週間程度の入院のはずだったのが、なかなかおなかの張りが落ち着かず、結局、絶対安静で4週間程入院することになってしまいました。
その間、実家の親は幼稚園のお迎えのあと、ほぼ毎日病院に娘を連れてきてくれました。
『幼稚園でこんなことしたよ』『お母さんに手紙を書いてきたよ』と、笑顔の時もあれば、ベッドにあがってきて横にぴったりくっついてなかなか帰ろうとしなかったり、『さみしい』『早く帰ってきて』と泣かれた時もありました。本当につらくて、本当に申し訳なかったけど、涙をこらえて、帰るように促しました。
娘が帰った後、私も泣きました。
実家では、娘をさみしくさせないようにと色々連れて行ってくれたり、おもちゃなどを買ってくれたりしたようで、私が退院する頃にはすっかり娘は実家になじんで、姫のようにもなってしまいましたが(苦笑)、この間に、そうとう心が成長したと思います。
下の子が産まれたとき、本当に優しく愛おしそうに赤ちゃんを見ていた娘は、すでに立派なお姉ちゃんになっていました。
妊娠は病気ではありませんが、でも、甘く考えると大変なことになることもあります。
無理をしないこと、また、万が一に備えて出来ることは早め早めにやっておくことが大切だと思います。
入院セットも、本などでは37週近くの出産準備の段階で『準備しましょう』とありますが、もっと早い段階で準備していていいと思います。その日がくれば絶対に使うものですし、先に予定外に入院してしまってから旦那さんに『あれとこれ用意して持ってきて!』は、結構大変なことなので…。