思ったより痛くなかった会陰切開

妊娠41週で陣痛が来たので病院へ行きました。6時間くらい家で陣痛を耐えていましたので病院に着いてから出産までは2時間くらいでした。病院に着いたのが夜中の2時頃でした。着いたときの内診では、子宮口5～6㎝開いていました。それから猛烈な陣痛に耐え、その間に浣腸もされとても痛かったです。子宮口もやっと全開になり、看護師さんが先生を呼んでくれました。私が出産した産院では子宮口が全開にならないと先生を呼んでもらえないので、先生が来てくれた時は本当に神様に見えました。やっといきんでもいいんだと思いとても安心しました。先生がいきみ方を簡単に説明してくれましたが、それどころではなく無我夢中でいきみました。1回いきんでみましたが出てきてくれず、2回・3回といきむがやっぱり出てきてくれませんでした。自分の中で次は絶対生んでやると思い少し冷静になって長い時間いきみました。いきんでるときに前かがみになると先生がはさみのようなものを持っているのが見えました。あ、これってもしかして切開されるって思った瞬間、ジャキーンという音と共に赤ちゃんがずるんと生まれてきました。切開される瞬間もはっきりと分かりました。切開される痛みより陣痛の方がよっぽど痛かったので全く痛くありませんでした。その後、後産をしたり切開されたところを縫ってもらいました。針でチクチク縫われているのも分かりました。でもその時に赤ちゃんとカンガルーケアをさせてもらっていたので痛さは全く感じませんでした。赤ちゃんが可愛くてやっと出てきてくれたという感動と痛みに開放されて幸せいっぱいでした。私の産院では溶ける糸だったので抜糸の必要もないとのことでした。出産後にじわじわと痛みが出てきましたが、1週間もすれば痛みもだいぶ和らいできました。会陰切開する前は怖かったですが経験してみると案外大丈夫でした。