会陰切開の体験談

私の会陰切開の体験談について

出産前は、会陰切開について怖いイメージがありました。痛そうだし、赤ちゃんに影響があるかもしれないと思っていました。しかし、いざ出産が近づく(陣痛が始まる)と、陣痛の痛みが強すぎて、切開されるまで会陰切開のことなど頭から消えてしまうものでした。会陰切開は、子宮口全開大になり、赤ちゃんが入り口まで迫ったときに医者が行ってくれます。稀に間に合わずに会陰裂傷してしまう方もいるそうです。赤ちゃんが安全に出てくるためには必要な措置だそうです。切開しなくても大丈夫な方もいるそうですが…いざその場面にならないとわからないものです。

私の出産時は、子宮口全開大になってから医者が「切るよ〜」と言って切開されました。こちらとしては陣痛の痛みで気が狂いそうだったので、切開されたときの音や感触は微塵も感じませんでした。切開された後、4〜5回程いきんで赤ちゃんがどぅるん!と出てきました。出産後の会陰の処置は、出産で疲れたためボーッとしていましたが、針で縫われているちくちくした感触がありました。しかし、痛みはほとんど無かったです。

産後は会陰が腫れているような感覚で、トイレに行った際は陰部を拭くのも気を遣いました。会陰を縫うときに使った糸は、自然に溶ける糸だそうで、抜糸などはありませんでした。しかし、産後シャワーやトイレなどの際に糸の残りのようなものが出てきたりしました。産後2ヶ月位は腫れているような感覚が続きました。

現在産後2年が経ちましたが、時折会陰部が引っ張られたような、突っ張った感覚があります。しかし、あの時切開されてなければ、赤ちゃんが狭い産道を通り抜けて出て来るのは大変だっただろうと思います。私は会陰切開の跡も出産後の腹部の肉割れと同じで、大切な出産を頑張った証だと思います。

後輩ママへのアドバイス

会陰切開は出産前の妊婦さんにとっては怖いものだと思います。しかし、いざ出産する上では狭い産道を通り抜けて産まれてくる赤ちゃんにとって大切なことです。へたに構えず出産を迎えることが大切です。

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