前駆陣痛は本陣痛の練習と聞くが・・・

私の前駆陣痛の場合は、３９週頃から、時々お腹がギュッと痛くなって一瞬身体に力が入り、１０秒程度お腹の痛みがあり、その後ス～ッと痛みが自然に和らいでいくものでした。回数が多い日もあれば、回数が少ない日もあり、痛みの強さもその時々で違ったりしていました。大抵、痛くなった時には数秒間じっとしていると、自然にス～ッと楽になっていたので、その場で止まって痛みが引くのを待つ事しかできませんでしたが、出産が近づいていて、出産の練習をしているんだと思うと、全然平気でした。
　私の今回経験した出産は、陣痛よりも破水が先で、陣痛も自分の力ではなかなか本陣痛に繋がらず、微弱陣痛が続いていた状態だったので、この前駆陣痛とは違う、もう少しお腹が張って、ギューっと締め付けられるような感覚の微弱陣痛を長時間経験しました。その後、結局本陣痛に繋がらず、促進剤を使用して本陣痛を人工的に起こさせることになりました。
　前駆陣痛は、４０週後半くらいから回数が減ってはいたものの、少なくても１日に４・５回はあり、それがそのまま微弱陣痛に繋がったのかもしれません。
　私の場合、本陣痛では、促進剤を使用していた事もあってか、前駆陣痛とは比べ物にならない程、腰や尾骶骨もとても痛くなり、気分も悪くなり、痛さで嘔吐したり、更には血圧も上昇してしまうなどと、赤ちゃんも私も危険になってしまい、緊急帝王切開をすることになり、最後まで本陣痛を味わうことが出来なかったのですが、出来るだけ自然分娩で、自然陣痛で出産したかったなという気持ちはあります。でも、母子共に元気なことが１番なので、何の不満もありません。逆に、母子共に健康で出産を終える事が出来たことを、とても嬉しく思ってます。