焦りとプレッシャーに支配された妊活
私の場合、病院でいわゆる不妊治療を受けました。タイミング法です。2013年9月それまでもずっとつけていた基礎体温を持って近所のレディスクリニックを訪ね、妊活をしたいと相談すると、次に生理が始まったら来院して下さいと言われました。そこでクロミッドを10日分処方され、生理5日目から飲み始めて飲み終わったら来てくださいと言われました。そして飲み終わり病院へ行くと、内診で卵子の膨れ具合を確認されて、その上で排卵検査薬を数日分処方されました。翌日から朝に尿をとって検査するのです。その上で完全に排卵する前に夫婦生活をするように言われました。私が処方された検査薬は、尿を落として色の変わり方で排卵されてるか判断するものでした。10月、11月と妊娠せず、12月からは排卵誘発剤の注射もしました。その上で排卵検査薬で排卵の前日を見極めるのです。検査薬の色の変わり具合を排卵期近くになると毎日目をこらして確認してました。注射したのになかなか排卵しなくてがっくりすることも多かったです。そして2014年2月、5回目のタイミングで今回妊娠しなかったら、排卵誘発剤などの薬のせいで子宮が疲れるので一旦薬をお休みすることになりますと言われました。そして人工授精にすることは出来るので考えておいて下さいとのこと。そしてやはり妊娠はしませんでした。人工授精はしないで一旦お休みすることに夫と相談して決めました。それからも日々の習慣だったので一応基礎体温だけはつけてました。ずっと妊娠で頭いっぱいだったので気分転換に夏に旅行に行こうと計画し、旅行先を色々考えて妊活のことは忘れていました。夫や友達と遊びに行ったり楽しく過ごしていました。そしてGW前の休日に夫と外出した時、やけに疲れを感じましたが生理予定日だったのでそのせいかと思ってました。基礎体温も生理日のような兆候でした。しかし翌日からいきなり基礎体温が高温になったのです。今までにない変化でした。もしかしてと思い高温になって二日目に妊娠検査薬を使うと薄くですが陽性になっていました。忘れもしない2014年4月下旬のことでした。それから病院に行き、GW明けには胎嚢も確認され妊娠が確定しました。私の場合、排卵検査薬を使っての妊活は叶いませんでした。でも当時頭の中は妊娠、妊娠でした。夫の友達夫婦はどんどん子どもが出来た時期だったのもあり、そして高齢だったので焦りの気持ちが強くありました。でも休薬中に気持ちを楽にすることが出来たのが妊娠につながったように思います。
焦ってしまう気持ちは痛いほど分かりますが、ちょっと気持ちを楽にする時間も大切です。