妊娠中期でのマグセント投与
私のマグセント投与体験は22週6日~23週1日までの3日間でした。
重度の子宮頸管無力症のため、12週でシロッカー手術を受け2週間入院。
その後自宅安静を1カ月続けましたが、強い張りにより18週から再入院しました。
入院当初はウテメリン点滴でしたが、顔面痛の副作用が出たために一旦はずし内服へ切り替え。
22週の診察で子宮頸管が短くなり内子宮口もかなり開いていたのでウテメリン点滴再開となりました。
点滴再開の翌日、医師の判断で副作用の少ないマグセントに10mlに変更。
ですがネットの体験談で見ていた通りのキツイ副作用はすぐにやってきました。
薄めるための点滴も同時に流していたのに、血管痛。
後は目が乾燥したような感じで痛い、火照り、怠さ、頭痛、喉の圧迫感、倦怠感、息苦しさ、気持ち悪さ。
それに加えてトイレでは毎回の尿量チェック。
ベッドに体が埋もれていくように感じるほど体は重く、食事もほとんど取れなくなりました。
寝ても血管痛で何度か目が覚めるほど・・・。
投与2日目には血中濃度が上がりすぎ8mlに減量しましたが、固形物は受け付けず飲み物も嘔吐する始末。
お腹の張りは減るどころか逆に増えてしまい、私にとっては何のメリットもないように感じた薬です。
あまりにも具合が悪そうで食事もとれなくなった姿を見た医師が、ウテメリンに戻してくれたのが3日目でした。
その後はウテメリン1A20→1A30→2A15という感じでしたが、30週5日で定期的な張りが出たため緊急帝王切開で出産となりました。
私はウテメリンよりも先にマグセントでしたが、ほとんどの場合ウテメリンでは対処しきれなくなった時に最終手段として使用される強力な薬だと思います。
副作用も強く出る方が多いと思うので大変だとは思いますが耐えるしかないので・・・頑張って下さい。