過酷だった入院生活。
妊娠25週のとき、突然の高熱に襲われた私は恐る恐る病院に向かいました。
そのときはインフルエンザが、流行っていたためインフルエンザだと自分では思い込んでいました。
内診をしてみるとインフルエンザではなく、高位破水が原因で熱がでたとのことでした。
高熱により、お腹の張りもひどく陣痛感覚だったため、その日から緊急入院となりました。
医者からは、もしかすると今日、明日に産まれるかもしれないと伝えられました。
妊娠25週で産まれるなんてよくないことです。その日からウテメリンとマグセントの点滴投与が始まりました。
医者も、副作用がかなりきついのは分かってはいましたが、それよりも1日でも長く子どもをお腹の中にいさせることを優先し点滴はウテメリンもマグセントもMAXの状態で投与しました。
1日1日、不安を抱えながらの入院生活でした。
1日でも、長くお腹の中にいさせてあげたいと思いきつい副作用も耐えました。
なんといっても私たちの1日が胎児にとって3週間くらいの時間と聞いたからです。
そうして少しずつ点滴もさがってきました。
29週にはあまり張らなくなってきたためマグセントをやめウテメリンだけになりました。
この調子なら正産期までいけると思いました。
29週と4日、その日も張りはなくトイレに行きたくなった私はトイレで用を済ませベットに戻ろうとしました。
その瞬間、下半身からぬるっとした何かが出てきました。すぐにナースコールをして、看護師さんが見てみると羊水の入っている袋(卵膜)が出ていて、その日に緊急帝王切開となり出産しました。
初めての出産は怖いし不安が大きいと思います。
想像や経験者の経験談を聞いて、ますます不安になることもあると思います。
でもそれはみんな同じです!
それを経験しなければ我が子には会えません。
リラックスして、あまり考え過ぎずのんびりするのがいいですよ。