陣痛の痛みの体験談

甘くなかった自然分娩

陣痛かな、と最初に感じたときは生理痛の重い痛みの感じ。深夜だったため眠りについたが、その後、4分間隔で生理痛の重いのが一気に押し寄せるような痛さとなり病院へ。私の場合、早い段階から痛さマックスだった。助産師にはそれを理解してもらえず、ご飯を食べろだの歩けだの言われたが到底不可能な痛さ。痛さがどんどん強くなり生理痛の痛みとは次元が違う痛さとなっていく。感じたことのない、追いつめられる痛さとなる。子宮口全開までは、想像に絶する痛さ。どのような体制をとっても逃れられないため、この痛みがいったいいつまで続くのかと波が治まるたび次の波が怖くてたまらなかった。無痛分娩にしなかったことをとても後悔した。お腹をくだしてトイレでいきんでいるときの一億倍の痛さ。汗がダラダラで服がびっしょりと濡れ、助産師に何かこぼしたのかと勘違いされたほど。あまりの痛さに帝王切開してくれと頼んだが断られ絶望した。獣のような大声を出しながらベッドでのたうちまわり続け、なんとか子宮口全開になり、分娩台へ。波に合わせて頑張っていきむ。痛さで腰が浮いてしまうがなんとかかんとか無事取り出してもらった。出産直後は汗が渇いて寒くてガタガタと震えていた。

後輩ママへのアドバイス

自然分娩を選択してしまえばもう絶対に痛さから逃れられません。途中で帝王切開に変更はできません。(緊急の場合を除いて)陣痛を経験してみたいという軽い気持ちで私は自然分娩を選択しましたが、本当に死ぬほど痛いです。痛みに弱い人、出産が怖くてたまらない人は、迷わずに無痛分娩を選択することをおすすめします。和痛分娩もあるし、自然分娩にこだわることはないと思います。ですが、自然分娩に立ち会った旦那さんからは一生尊敬されます。

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