想像を絶する痛みとの戦い

私の場合、まず軽い出血から始まり、その後生理痛の様な軽い痛みが来ました。最初は、なんだか痛いなぁ、、でもそのうち治まるだろう、と特に気にも止めていませんでした。前駆陣痛について調べていたので、きっとその痛みかと思っていました。なぜなら、この時はまだ妊娠37週。正産期に入って間もない頃だったので、まだ産まれないだろうと思っていたのです。しかし、痛みは徐々に増していき、最初の痛みから約5時間後、もう黙って耐えるのは無理な状況でした。家のカーペットを引っ掻き回し、唸り声を出しながら、必死に痛みに耐えていました。間隔は15分ぐらいでしたが、痛みの波が治まっても、鈍痛がする感じで全く休めなかったです。

前駆陣痛ってこんな痛いの？と疑問に思い病院に連絡すると、間隔が短くなってきたら病院に来てください、と言われもう少し家で耐えてみるとことにしました。

それから更に5時間、痛みはどんどん強くなっていきました。ハンマーで腰を叩かれるような、尋常ではない痛みに涙が出そうになりました。約5分間隔まで狭まってきたところで、病院に行くことを決意！

旦那とタクシーに乗り向かったのですが、そのタクシーでも痛みに耐えるのが苦しく、早く着いてくれ〜と祈るばかり。

病院に到着し、エレベーターに乗った直後に破水！しかし意識が朦朧としていた為そこまで驚きませんでした。診察を受けるとその時すでに子宮口は7センチ。全開までもう少しでした。

陣痛室に入ると、痛みはMAXに！

もう声を出さないと無理なほど痛い！！

痛みの間隔は1分ぐらい。でも痛みが去っても鈍痛がひどく、その時の記憶はほとんどありませんでした。

ようやく、子宮口も全開になり、いきんでいいよ〜と言われ、数回いきむと赤ちゃんが出てきてくれました。

産む時はそこまで痛くはなかったです。やはり産まれるまでの陣痛が本当に大変でした。