吐き気を催す壮絶な痛さ

最初の痛みは痛みというよりかなり強い張り、といった感じでした。すでに上位破水で入院していたので、その張りの感覚が10分くらいに短くなってからモニターを取り始めましたが、まだまだ弱い、ということで部屋に戻りました。その後最初の陣痛から4時間くらい経つと、かなり強い痛みになってきました。陣痛の間はお腹が張り裂けるんじゃないかという痛み。しかし陣痛の間はまだ余裕があり、朝ごはんを食べつつ耐えました。間はまだ5分くらいはありました。しかし陣痛のあまりの痛みに吐き気を催し、結局吐きました。その後内診すると子宮口の開きは4センチほど。まだまだだということで廊下を歩くように言われましたが、あまりの痛みで歩くのなんて無理！って感じでした。痛みはますます強くなり、ほんとにお腹張り裂けない！？って不安になるほどの痛みでした。でも助産師さんに歩かないと長引くと言われたので、じゃあ、少し休憩したら歩きます…と言って休憩していたら、突然ズンっという衝撃が。やばい！出る！と思い、夫に助産師さんを呼んでもらい、内診すると、いきなり子宮口が全開になっていました。急いで分娩台へ。助産師さんに「私の指で刺激されて全開になったのかな〜！」なんて言われましたが、うるさい！それどころじゃない！って感じでした。陣痛の間隔がいきなり短くなりました。周りの出産経験者に、「陣痛は生理痛がものすごく強くなったみたいなもんで、全然大したことないよ〜大丈夫！」と言われていたので油断していた私は、想像を絶する痛みに「痛いじゃねーか！怒」と1人でかなりキレていました。痛みで意識が遠のきそうになりましたが、その度に助産師さんに「目つぶらないで！目開けて！」と言われてなんとか意識を保ち、無事出産出来ました。出産の瞬間なんて陣痛の痛みに比べたら全く痛くなかったです。よく赤ちゃんの顔を見ると痛みも疲れも吹っ飛ぶとか言いますが、全く吹っ飛ばなかったです。陣痛の痛みがトラウマになり、2人目を産むのが怖いです。