まさに、これが産みの苦しみ。

最初の異変は午前2時でした。ビシャーっとお漏らしをしたのかと思いましたが、まさかの破水。慌てて起きて旦那さんを起こし、バスタオルを間に挟んで病院にすぐ電話をしました。すぐ来てください、と言われ荷物を乗せ車で病院へ向かう最中！きたー！腹が痛いー！

これが、人生初の陣痛でした。時間は午前2時半頃。

そこからは、事前に看護師さんから聞いていたように痛くなる時間の間隔を把握する為、時計とにらめっこ。痛いけれど、これは赤ちゃんが出てくるサインだから、赤ちゃんも頑張ってる証拠だから、と自分に言い聞かせていました。痛みの種類をしいて言えば凄く酷い生理痛でしょうか。ですが、1分以上続く事はなく1分経つとけろっと痛みは無くなります。看護師さんのアドバイスどおり、とにかく腹式呼吸が効きます。痛みも和らぐし、自分も落ち着く事が出来、パニックにならずにすみます。痛い痛いと思うとパニックになり、呼吸が乱れ、赤ちゃんも苦しくなるので、まずは落ち着くのが1番大切です。

午前3時過ぎに病院につくと直ぐに子宮こうの開き具合を確認され、4センチとの事でした。暫くは、陣痛の間隔と強さを測ってお産の時を待ちましょうとの事で、ベッドにて待機。その間にも、休む事なく、陣痛は来るのですが、本当に少しずつ痛みに慣れる？というか、周りでうろうろする旦那さんが面白くて、陣痛が止んだ間は笑い続け、陣痛がくると腹式呼吸をしてベッドを握りしめる…という繰り返し。陣痛がきている時に旦那さんにお尻の穴の辺りを押してもらうと不思議と楽でした。友人からも聞いていたのでテニスボールも用意していましたが、私は指でグイグイ押してもらう方が痛みが和らぎました。

そして、子宮こうが7センチに開いた頃から周りが騒々しくなり「自分のタイミングでいきんでいいよ」と言われました。その頃には陣痛がくると体が震えるぐらいの痛みになっていました。それでも1分以上続く事はないので陣痛が止むと、赤ちゃんも頑張れーお母さんも頑張るー！と唱えていました。そして午前7時28分、無事に出産。今までの痛みが嘘のように、なんて可愛い、なんて凄い事だ??と、いう、感動の嵐。。。あの時の事は昨日のように覚えています。